いつか猫になる日まで―SFコメディ (集英社文庫―コバルトシリーズ 75A)
- 集英社 (1980年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086103626
感想・レビュー・書評
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かすみ草の花束はこの話だったか。
星へ行く船シリーズだと思ってた。
木村さんと見せかけて水原さんとは、、、。
もくずがまんまあゆみちゃんだよね(^-^;詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
びっくりびっくり
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中学生の頃、何度も読み返した懐かしいお話。片想いが、可愛らしく切ない。
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実家で再読。ゲームのように地球その他の星を作りコマとして生物を戦争させたりする創造主の退屈・憂鬱が外枠にあり、その退屈を紛らせるために選ばれし者が状況を打破し打倒創造主を誓うという、まあわりと当時でもありがちでベタな設定ではあるのだけれど、やっぱりこれを高校生当時に書いたと思うと、読ませる力がすごい。
地球をめぐって争っている異星人たち、不時着したUFOを偶然目撃した主人公とその仲間たちは計6人は、異星人の船を乗っ取りその戦争を終着させるべく奮闘する。不時着現場は石神井公園。作者は練馬の出身だそうで他の作品でも出てくる地名がほぼ練馬区(笑)実家にいた頃は東京の地名などわからないから気にしていなかったけど、今読むととてもよくわかる。 -
古本。
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高校時代に読了。
新井素子との初出会い。30年近く経った今も手元にあってたまに読み返す手放せない本。 -
スポーツのような戦争をしている宇宙人が地球に不時着して、何かの働きにより何らかの力をもっている若者たちがその戦争を終わらせようとするお話し
要約するとなんだか物々しいけど、内容はいたってライト
将にライトノベルのはしりとも言える存在の新井素子といったところでしょう
ものすごく久しぶりに新井素子を読んだけど、星新一はあの時代によくこんな文章を評価したなぁ
よほど柔軟な考えの持ち主か、先見の明があったのか
小松左京も筒井康隆も悪くない
確かに突飛だものね
設定のほころびはまぁラノベとして読めば許容範囲
物理法則云々は言わないでおこう
発想自体がモロに中二病なところが吹っ切れててよろしい
一人称二人称がわたくしだったりお宅だったりは時代なのかオタクだからなのか、新井素子だからなのかよくわからぬ
ストーリーの構造として、犬の話が伏線になっているのはいいね
あとヴィスの存在とか、よく考えられている構造だよなぁ
もっとちゃんとした文体で書いたらもっと評価されただろうけど、そしたらそれは新井素子ではなくなってしまうしなぁ
と思った -
公園にUFOが落ちるのを目撃した桃子たち6人。UFOの正体は、なんと宇宙船だった。出てきた宇宙人の招きで、船内に入った6人は、UFOを乗っ取るが!? 恋と笑いと冒険のニューSF!