ホンモノの思考力 ―口ぐせで鍛える論理の技術 (集英社新書)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087202007

感想・レビュー・書評

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  • 論理的な思考をするための3つの方法 二項対立で物事を考える、型で考える、背伸びして考える。

    メモの型3what3w1h
    論述の型

  • 要点は、
    ①二項対立で物事を考える②「型」で考える③背伸びして考える
    の3点。

    一つ一つのハウツーを説明してくれてるし、内容も納得できる。
    この本自体がめっちゃ読みやすいことからも、この人の説明の仕方が間違ってないことはわかる。

    仕事をしていく上で実践していこうと思う。

  • 習慣はオートマチックなのだと思いました。余計なことを考えずに、いつも一定のレベルで行動・思考ができる基盤のようなもの…。読み終えてなんとなく分ったけど、要は、質の良い「メモの型(分析力)」と「論述の型(伝達力)」が必要ということ?と。可能性を広げるためにも、正しい型を身につけたいと思いました。

    【やってみる】メモの型「3W+3What+1H」、現状に「ノー」、「二項対立」。型になる新しい行動、思考を入手したい。今までの刷り込みは捨てよう
    【変わりそうな事】余分な行動、思考が減りそう。それまでに少々かかりそうだけど…


    自分にとってのツボ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

    "【問題発見能力と独創性を育てる】
    ❶起きていないことを捉える。現状に「ノー」
    ある出来事が起きているなら、まだ起きていない反対のことがあるはず。顕在があれば潜在がある。イエスがあればノーがある。ある意見があれば、その反対の意見もあるはず。現
    在の出来事を絶対視しない、現状に「ノー」ということで、問題発見能力につながる。

    ①別の人の視線・価値観で  ②様々な状況を想定
    ③「何が起きていないか、現れていないか、書かれていないか」に意識を向ける
    ④似た環境、境遇のものと比較してみる=特徴、異なる点、不足、が明らかに

     ↓↓

    ❷「二項対立」で捉える=ものさしで対象を知る
    問題の存在・行動の意味を知りたければ、二項のどこに当てはまるかを、ものさしで測り、知ること。
    問題は、2つの課題の間で起きる。
    (ex.理想と現実/A課長とB課長の意見/早く走りたいが事故は起こさない)"

  • 論理的に考えるには、
    1.二項対立で考えるのが良い
    2.「型」に当てはめて考えるのが良い
    っていうことを具体例や練習問題を通して学べる。

    著者の論理の展開に、ちょっと根拠が怪しかったり
    独善的だなぁと思うこともあったけれど、入門書としてはいいのかも。

    論理論理っていうけど、結局はそれもいいのか悪いのかなんて
    どちらとも言えるし、もちろん正解なんて無い。
    二項対立で「論理」を考えていくと、
    論理的に考えることのメリットが大きい社会だからこそ
    論理が重宝されるだけ、とも反論できちゃう。

    なんにでもYESがあればNOがある。
    こういう考え方もあるよね、っていう参考にはなると思う。

  • 2011/2/4読了。
    まずは型にはまること、枠の形や大きさも分かって初めて枠からはみ出したアイデアが生まれてくる。
    喋り下手な自分なので、口癖はぜひ実践していきたい。

  • 二項対立軸で考える。
    思考の型、「3つあります~」と言ってから、考える等
    3what3w1h:メモの型
    →3what:「それは何か(定義)」、「何が起こっているか(現象)」、「何がその結果起こるか(結果)」、why:「なぜそれが起こっているか、それがなぜ好ましくないか、あるいは好ましいか(理由、根拠)」、when:「いつからそうなのか、それ以前はどうだったのか(歴史的状況)」、where:「どこでそうなのか、ほかの場所ではどうなのか(地理的状況)」、how:「どうすればいいのか(対策)」

  • 読んだら実践しないと意味ないだろうけど、してないなぁ笑。

  • もっと考えろと大学で追い詰められているときに購入。
    ちょっとかたい。

  • 副題の通り、口ぐせで論理的に話せるようになりますよ、という本です。

    数学での証明の問題を解くとき、「型」にはめるようにように解答した記憶が誰にでもあると思います。

    それを話すときにも応用するといこうことです。
    「型」を覚えればあとはそれにはめ込むだけ。

    「型」があっての「型破り」。
    「型」がなければ「かたなし」ですね。

  • 「ホンモノ」は「本物」とは違うようだ。考え方のヒントを得るためには参考になる。

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著者プロフィール

樋口 裕一(ヒグチ ユウイチ)
作家、小論文専門塾「白藍塾」塾長、多摩大学名誉教授
作家、小論文専門塾「白藍塾」主宰、多摩大学名誉教授
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。多摩大学名誉教授。小学生から社会人までを対象にした通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。
著書に250万部のベストセラーになった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)のほか、『小論文これだけ!』(東洋経済新報社)、『読むだけ小論文』(学研)、『ぶっつけ小論文』(文英堂)、『ホンモノの文章力』(集英社新書)、『人の心を動かす文章術』(草思社)、『音楽で人は輝く』(集英社新書)、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)など多数。

「2022年 『小論文これだけ! 人文・文化・思想・芸術・歴史 深掘り編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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