おいしいコーヒーのいれ方 (4) 雪の降る音 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 3264
感想 : 180
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475081

感想・レビュー・書評

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  • 女の子は積極的だなぁと関心しました。


    そして、嫉妬って、わかるけど、よくないねぇ…



    そして、「自分が相手にふさわしい人になるように成長する」っていうのが大切だって気づかされました!

  • おいコーシリーズ4作目。

    なんというか、相変わらずのもどかしさにやっぱり次も買ってしまいそうwww
    勝利の頑張りをだんだん応援したくなってきたwww

  • 自分の自信のなさから相手を疑ったり嫉妬したり。傷つきあう二人ですが、それも相手を想うからこそのこと。読んでいて切なくなりましたが、その想いを伝えられてよかった…

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:913.6||M
    資料ID:95050356

  •   いつもだったらドキドキしながらもすいすい読み進められるのに、今回はかれんの一言が胸にずしんと重くのしかかりました。それを言ったかれんの気持ちも、聞いた勝利の気持ちも私には痛いほどにわかるものでした。成長なしの恋愛は本当にありえない。努力なしに同じ温度を保つことなんてできないのだと知ったのは、実際に好きな人と付き合い始めてからでした。

      このシリーズの題名はどれも好きだけど、中でも好きなのがこの本の題名です。読み終わってから改めて題名を見ると切ないような温かいような気持ちになれます。相手の喜んだ顔を思い浮かべながらのプレゼント選びは最高に幸せですよね。

  • 26/87

  • 父親の再婚相手と会うため、かりんと九州の父親の元へ。再婚相手は思いもよらぬ人で、複雑な気持ちになりつつも、最後は祝福の言葉をかける。
    勝利は自分に自信がないことにより、かりんにヤキモチを焼き、それが原因で乱暴に当たってしまったり、クリスマス当日に喧嘩。旅行先では星野との現場を目撃されてしまい、増々かれんとの仲が悪化。そんな中年越しを迎える。ただ、最後はお互いが気持ちを確認し合い、勝利はクリスマスに用意してあった指輪を渡すことが出来た。

  • このシリーズは、どこかで見た(読んだ)ことがあるようなエピソード満載。だから、勝利とかれんの間に危機的状況が訪れても、それが二人の間に致命的な結果が招くとは考えづらい。安心して読めるという良さはあるものの、この先の展開が気になるとか、読んでいてワクワクすることがないなど物足りなさも残る。

  • 早く、皆に二人の関係を公表して欲しいと、特に思った巻でした。


    ところで、勝利の陸上や勉強ってどうなんだろう?何だか勝手に何でも出来るイメージが着いてしまっている。

  •  
    かれんとショーリが
    お互いに離れてるときは
    自分まで寂しくなった 。

    でも、後半は一気に
    心があたたまって
    かなりほっとした(*´`*)


    この後どーなるの ?
     

  • 3/25-3/26

  • とうとう、新たな進展が?!みたいな感じになりましたね。
    うん、これからも楽しみですね。

  • 仲直りできてよかった・・・(^^)♪

  • 「人は自分よりすべての点で劣る者に恋をし続けることはできない」。これはおいコーシリーズの中でも特に気に入っている名言だ。
    いくら好きでも、愛していても人は自分にないものを相手に求めている。何か一つでも心から尊敬できるものが相手にないと恋は続かない。この心理をこの本から学んだ。
    相手に何かを求め、求められ。そうやって人は成長することができる。恋をすることで成長できる。お互いを高め、高めあうことのできる恋に憧れる。

  • 親父が再婚するぅ?突然のビッグニュースに福岡に単身赴任している父を訪ねた勝利。父と息子、男同士で過ごす夜、5歳年上のいとこのかれんへの想いを初めて打ち明ける。まだまだ秘密にしなければならない恋だけど、少しだけ前進。なのに、美術教師のかれんには、彼女に想いを寄せる同僚がいるし、大学生になった勝利はマネージャーから告白されて──。

    この巻で、かれんは少しだけ人間的に成長する。それとともに、勝利は焦りを覚え、つまらない嫉妬を繰り返し、ついにはかれんとの大げんかに至る。そこにさらに星野りつ子からの告白があり・・・。
    現実で起こりうる可能性の高い物語だけに、登場人物たちの感情の揺れに大きく心を揺さぶられた。人間関係は一筋縄ではいかない──それを痛感させられる展開だった。

  • おいしいコーヒーの入れ方シリーズで初めに読んでしまった本。

    シリーズなので、途中なはずなのにスラスラ読めた。

    とても頭に入ってきやすい文章を書いてくれていて、年上を好きになってしまうという、誰にでも年上に憧れや恋心を抱いたことはあるはずなので、感情移入しやすい作品。

    ぜひ、活字が苦手な人に読んでほしい。

  • べたな感じのすれ違いやトラブル。こういう歯がゆいべたさは結構好き。またぼちぼち続きを読もう。

  • 明子姉ちゃん・・・

  • 喧嘩してる時の二人が、なんとも歯がゆいっ。
    いっそこのまま、どちらか卑屈になって別れてしまえ!とまで思ったw

  • 2009/01/24読了
    ちょ・・・ネアンデルタール原田と星野りつ子と中沢ぁ・・・
    すごいですね。こう、たくさんの妨害が
    入っちゃったらたまんないわ
    嫉妬と大喧嘩の話でした。好きすぎるがゆえに
    ってヤツ
    まあ、父に話したのはいいよ。すごい前進だもんね
    けど、星野の抱きチューはかれんじゃなくとも
    結構イラってしました…
    頑張って勝利…

    ・WE'VE ONLY JUST BEGUN
     親父の驚き様を是非もって詳しく見たかった
     キスが多くなって、キャーみたいな
     いいなあ、幸せそうで。って思う
     やっぱ笑いのツボは「し」の続きのしりとり
     おもしろいな
     かれんの脱甘え宣言に、大丈夫だよって
     言ってあげたい
    ・GOOD FOR YOU
     丈と勝利が楽しいぞ!ってか勝利を見ていたら
     本当に家事の大切さが分かってくるのよね
     高校の文化祭の、中沢氏がかれんを助けたり
     その他もろもろ。中沢と星野が邪魔だよ!
     というか、なぜスキーに中沢が来るのかがわかりません
     勝利がぶち切れたのもわかる
     ここで忘れていた年齢の差っていうものを見せ付けられ
     で、大喧嘩になって由美子さんから指輪を買って
     かれんにわたそうとしているのに
     中沢とりつ子だよ…
     空気が重過ぎてこっちも耐えられなかった
     年末に仲直りできて本当に良かった
     ここでも気を利かせてくれた丈に感謝
     かれんが嗚咽しながら本音を言うところは
     鳥肌がたったなあ
     表現力すごい。修羅場も多かったけれどね

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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