ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
4.07
  • (281)
  • (300)
  • (189)
  • (8)
  • (6)
本棚登録 : 2009
感想 : 312
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476323

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いつもの辺境ライターの著者の本とは違ったテイストであるが、充分に楽しめる一冊である。小説好きの人も楽しめる一冊になっいるので是非読んでほしい。

  • 高野氏の早稲田大学近くのアパートにおける青春記で、藤子不二雄のトキワ荘物語にも通じるノスタルジーを感じる作品。
    最後の今の妻君との恋愛がジンと来る。それに対して5つ星。

  • いい意味でアホらしくて面白かった。こういうアパートみたいなところが実はセーフティネットとして機能してるんじゃないかと感じる。

  • 笑える本ってなかなかない。なのにこの本は何度も笑える箇所が出てくる。
    公共の場所では読まないほうがいいかも

  • 「アパートの住人が起こす騒動を題材にした青春物語」
    切なくて、でも、ちょっと羨ましい。

  • ここ最近、早稲田大学探検部の人たちの著作をちょこちょこ読むようになったけど、その中でもわりと昔から知られているのがこの高野さん。

    彼が大学時代から30代あたままで居城としていた「野々村荘」と、そこでの暮らしを面白おかしく、だけどちょっとした切なさと共に描いたエッセイ。

    なかなか大人になれなかった高野青年が、思いの外するりと大人になっていく様子はとても晴々しい。

    野々村荘の管理人のおばちゃんがとてもよかった!

  • 早稲田大学探検部出身の著者が11年に渡って過ごしたアパート 野々村荘での日常を綴った体験記。

    初っぱなから笑わされましたー!
    突っ込みどころ満載で何も考えず肩の力を抜いて楽しめるのが良い。
    住人が一癖も二癖もあり高野さん本人も個性的ですが、大家さんもなかなかおおらかというか大雑把というか…。
    住人と大家さん一家の交流。珍妙な事件の数々。野々村荘ならではのルール…。
    毒キノコの効果を体験するとか結構危険な人体実験までされていてビックリ!
    若気の至りでしょうか。それにしてもぶっ飛んでます。

    最終章、高野さんの遅すぎた初恋ではキュンキュンしちゃいました♪
    終始笑いのラストかと思ったら予想外の淡い恋心にほっこり和み良い読後感。
    良いリフレッシュになりました。

  • 2020/10/21

  • 部屋が広くなると人は何を始めるか。モノを買うようになる。三畳一間から四畳半に変わっただけでもそうらしい。

  • 本を読んで声出して笑ったの久しぶりでしかもこれがほぼノンフィクションだから最高だった。

全312件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。

高野秀行の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×