ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 2009
感想 : 312
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476323

感想・レビュー・書評

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  • 2024.3.29 読了

    一つひとつのエピソードが短くてそれぞれ単体で楽しめるのでお昼休憩にポツポツ読むのにちょうど良かった。
    出てくる人たちがみんな変人ででも憎めないし思わず吹き出してしまうトンデモエピソードだらけでほぼほぼノンフィクションなんだろうけど私にとってはめちゃくちゃファンタジーな世界だった(笑)

  • 野々村荘で起こる「リモート」や「スマホ」が当たり前である現代では味わうことのできない人との出会いが織りなすドラマが沢山の物語でした。最後は青春記に相応しい終わり方でニヤついてしまいました。笑

  • 同僚から面白いと教えてもらい読んだ。
    自分が高卒ということもあり、
    大学生が本当に羨ましいと思った。
    登場人物はみんな面白い。
    最高でした。
    特にチョウセンアサガオは
    めちゃくちゃ笑った。

  • いつまでも青春

  • 3畳一間の下宿、神田川の近く、まさにかぐや姫の神田川の世界そのもの
    私より5歳下でまだそんな生活あったとは驚く
    風呂なし、共同トイレ、共同自炊は普通だったが
    その後彼女ができて転居、結婚したの?
    FM番組で青木さやかの紹介で読んでみた

  • 野々村荘に住む世間とは隔絶されたぶっ飛んだ方々のエピソードは大いに笑えました。
    その一方で作者の高野さんが抱いた仲間が真人間へとなって去っていく時の不安や寂しさは自身も同じ様な体験をしてきた為、懐かしいあの頃の何とも言えない感情を思い起こさせてくれました。
    青春という名の現実逃避は最高なんですよね。

  • 自分も本に残せるような面白い体験をしたいし、面白い体験を誰が見ても面白く思う文才が欲しい。

  • 正直、旅行記を書く方の小説って期待してなかったが、面白く温かく懐かしく良い本でした。懐かしき学生時代にも思いを馳せられ。

  • こういうの大好きなんです、としか言いようがない。自分もこうありたかった、ちょっと間違えればこうなっていた、いや、実際にかなり近くなっていたかも。著者のような行動力がなかっただけ。

  • ひと昔前の学生寮とかに置いてあったら影響を受けてしまいそう。

    払ってもいい金額:400円

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著者プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。

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