まる子だった (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477962

感想・レビュー・書評

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  • まる子が「ちびまる子」だった時代を振り返るエッセイ
    大人になってから子供時代を振り返っているにも関わらず、子供ならではの視点と言えばいいのか、大人になったら余計だとかくだらないとかで捨てられてしまうような独自の視点が、あたかも今ちびまる子によって語られているかのようなリアリティを持っているように感じた

  • クラスメイトと体育館の裏で飼った仔犬との別れ。教室で襲われた“伊豆群発地震級”の腹痛の恐怖。突然、広まった、はまじとの恋のウワサ。ノストラダムスの大予言におびえた日々。憧れのモモエちゃんのコンサートで渡したファンレター。「まる子」だったあの頃をふりかえる、懐かしさいっぱいの桃印エッセイ。爆笑シリーズ第二弾は、糸井重里さんとのお楽しみ対談つき。

  • もともとちびまる子ちゃんは大好きで漫画もアニメも見ていました。一回漫画で出てきた話がほとんどでしたが、とても楽しめました。ももこさんの空気感は大好きです。ほのぼのしたり、笑えたり、ひなたぼっこしながら読みたいような作品です。

  • アニメで語られることは、ほとんど作り話ではないかと思っていたが、ほとんどが実話のようだ・・・ということに、まずはびっくり。
    文章のセンス、着眼点も、とても良い。頭が良い人なのだなと思う。

  • 父ヒロシは本当にテレビ通りの父ヒロシなんですね。
    そして今回はラジオ体操の話におおいに同感。なんで夏休みに早起きしてわざわざラジオ体操なんぞに行かなくちゃいけないのか、子供心に不満でした。もっとも一番最後の日にしか行ったことないので不満を言えるほど偉くはないのですが。最後の日に何かもらえるってとこも一緒なんですね。
    今の子供たちもラジオ体操とかやってるのかなぁ。
    ノストラダムスは全然信じてなかったので、そんなこともあったなぁと懐かしく感じました。

  • 国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』のバックストーリー的な本作。非凡な著者の日常の中に観る現実的ファンタジーがさくらももこ風味でふんだんに味わえる一冊。現実的な裏話にも、どこかちびまる子的メルヘンが盛り込まれており、読む者を昭和中期の古き良き時代へ誘う。

  • さくらももこの短編。入門としてはとても入りやすく読みやすい。っていっつも読みやすいけど。トイレに一冊。

  • さくらももこの作品のスゴいところは、人間の怠惰な部分をズバリ突いてる点だと思う。きれいなことを書くより難しいよなー・・・と、思う

  • ちびまるこちゃんのエッセイテレビとかの
    まるちゃんとは少し違う部分もあるけど
    とにかく面白かった(笑)

    どうしようもない理由からにしろ
    夢を叶えたまるちゃんは凄い

  • あいかわらず
    挿し絵がかわいい

    ほっとします

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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