あふれた愛 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 131
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087478174

感想・レビュー・書評

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  • 可も無く不可も無く…ってとこかも。
    嫌いじゃないけど好みでもない。
    いまいち何が言いたいのか分かりにくいかなぁ…。

  • 恐ろしいくらいの愛、深い愛、壊れた愛、色々な愛の物語

  • 4つの短編集。
    いまいちどれも感情移入できなかったなぁ。

  • 自分の愛の着地点の参考に。

  • あふれて、ゆがんでいく愛。
    傍から見たらばかみたいに簡単で自然なことが、
    どうしてもうまくいかなくなる痛み。
    わかるなぁ、わかるなぁ、わかるなぁ。


  • 「とりあえず、愛」

    「うつろな恋人」

    「やすらぎの香り」

    「喪われゆく君に」  

    4作が入った一冊。
    最後が「喪われゆく君に」だったのが良かった。
    読み終えた余韻が、不安感でいっぱいになることが苦手なんです。
    最後二作はポジティブな愛がありました。

  • 10年ほど前、読んだ「永遠の仔」を読んだ。それ以来ずっと気になっていた天童荒太の短編集だ。貞淑な妻の幼い娘への殺意。休職し、ストレス・ケア・センターに通う男性。社会復帰病棟で出会った男女など、日常からほんの少しはみ出てしまった人々を描く。どの話もどの人物もほんのはみ出してしまっただけで、誰もが同じよう状況になりうる話ばかり。人の心をこうだと割り切れるものは何もない。

  • 4つの小編のうち、最後4品目が一番心に残る。行間から滲む登場人物たちの心情、作者の心情がやるせなく、読み進めるのがなかなかに辛い。

  • 2009.1.19

  • 〜2006

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著者プロフィール

天童 荒太(てんどう・あらた):1960(昭和35)年、愛媛県生まれ。1986年「白の家族」で野性時代新人文学賞受賞。1996年『家族狩り』で山本周五郎賞受賞。2000年『永遠の仔』で日本推理作家協会賞受賞。2009年『悼む人』で直木賞を受賞。2013年『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。他に『あふれた愛』『包帯クラブ』『包帯クラブ ルック・アット・ミー!』『静人日記』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』『巡礼の家』などがある。

「2022年 『君たちが生き延びるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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