- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087478174
感想・レビュー・書評
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可も無く不可も無く…ってとこかも。
嫌いじゃないけど好みでもない。
いまいち何が言いたいのか分かりにくいかなぁ…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恐ろしいくらいの愛、深い愛、壊れた愛、色々な愛の物語
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4つの短編集。
いまいちどれも感情移入できなかったなぁ。
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自分の愛の着地点の参考に。
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あふれて、ゆがんでいく愛。
傍から見たらばかみたいに簡単で自然なことが、
どうしてもうまくいかなくなる痛み。
わかるなぁ、わかるなぁ、わかるなぁ。 -
「とりあえず、愛」
「うつろな恋人」
「やすらぎの香り」
「喪われゆく君に」
4作が入った一冊。
最後が「喪われゆく君に」だったのが良かった。
読み終えた余韻が、不安感でいっぱいになることが苦手なんです。
最後二作はポジティブな愛がありました。
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10年ほど前、読んだ「永遠の仔」を読んだ。それ以来ずっと気になっていた天童荒太の短編集だ。貞淑な妻の幼い娘への殺意。休職し、ストレス・ケア・センターに通う男性。社会復帰病棟で出会った男女など、日常からほんの少しはみ出てしまった人々を描く。どの話もどの人物もほんのはみ出してしまっただけで、誰もが同じよう状況になりうる話ばかり。人の心をこうだと割り切れるものは何もない。
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4つの小編のうち、最後4品目が一番心に残る。行間から滲む登場人物たちの心情、作者の心情がやるせなく、読み進めるのがなかなかに辛い。
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2009.1.19
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〜2006