- Amazon.co.jp ・マンガ (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087482218
感想・レビュー・書評
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「国王ルイ15世が逝去して孫のルイ16世が即位した。アントワネットはついにフランスの王妃となった。自己の栄達ばかりを願う人々に取り巻かれて、おしゃれで遊び好きな王妃の浪費ぶりは、国家の財政難に拍車をかけていく。重税と貧困にあえぐフランス民衆の非難の目はオーストリア生まれの王妃に向けられ、折からのフェルゼンとの不倫の噂は一層その憎悪をあおりたてた。道ならぬ恋に苦しむ二人を見守るオスカルも、秘めたる愛に耐えていた。」
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記録
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ジャンヌとロザリーの一貫の出来事が好きで、ちょうど2巻がドンピシャだったので購入。
いつも思うけど、ベルばらって視点を変えればいたいっていうかこそばゆいっていうか、情熱的すぎて恥ずかしくなるようなことを言っているわりに、心に響いて夢中になっちゃうのが不思議。
そういう意味でもやっぱり名作だなぁなんて思いながら読みました笑 -
ウン十年前の中学生の頃に読んで以来の再読中。
1巻にロザリーが出てきた時から、確かこの人「後に罪人の焼きごてを押される人だ」ということは思い出していたが、黒い騎士というのは全く覚えていない登場人物だった。
それにしても、マリーアントワネットもフェルゼンもオスカルもロザリーも、泣いてばかり。
こんなにも涙を流すシーンのオンパレードだったとは。
私はロザリーは嫌いだなぁ。 -
人間ベルサイユ宮殿
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一巻では未成年だった主要キャラも20代に突入し、様々な恋が加速していく巻です。
オスカル・アンドレの幼馴染としての仲の良さが垣間見えるシーンも多く、キャラ同士の関係性がどんどん分かっていくのが見どころです。
少年のようだったオスカルも女性としての自分との間で揺れ動き、ロザリーの出生の謎も明らかに。さらにはフランス革命の序章とも言える事件も勃発して、波乱万丈な展開を予感させるお話です。
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昔何度も読んだのに、ほとんど忘れています…
子どもの頃は、アントワネットの生き方にばかり目がいきました。
でも今は、フェルゼンの愛や、ロザリーとジャンヌの生き方、オスカルの苦しみ等、いろいろな事に目がいきます。
こんなに生々しい漫画だったっけ?という戸惑いも強いです。
最後の解説は解説という感じではないけれど、とても良かった。私は結構好きです。