ガダラの豚 3 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.78
  • (304)
  • (357)
  • (437)
  • (43)
  • (10)
本棚登録 : 2803
感想 : 223
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087484823

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ハラハラドキドキで後半はスピーディー。
    楽しめました!

  • 第3部はB級ホラー映画のようでクライマックスには不完全燃焼だったけど、第1部の新興宗教の描写、第2部のアフリカの描写が事細かで一文一文に引き込まれた。

  • アクションホラー映画を見てるようなスピード感、爽快感。しょうもないアル中の教授が最後にいい意味で大化けした。たくさん人が死に過ぎるところがいまいちだったけど、大生部教授ファミリーと道満くんが無事でよかったわ

  • 3冊目。たしかに面白いのだけど、安いハリウッド映画のような展開になっちゃったのは少し残念。

  • 舞台がアフリカから東京に戻り、アフリカにおける呪術の村は、東京ではテレビ局に。テレビ論が、面白い。

    噂どおり1巻2巻程ではなかったけど、エンターテイメントで、楽しく一気に読めました。
    大ヒットドラマの年末2時間スペシャルのような雰囲気。派手にお金かけた実写っぽい。

    登場人物みんなでてくるし、全部ハッピーではないけど、ラストはよかったよかったという読了感です。

  • 引き込まれました。
    vs教団偏に呪いの民族偏、どちらも面白い!
    肛門口が最後格好良かった。

  • 第3部は東京でのバキラとの対決。スプラッタ感満載。こういうのは続々と登場人物が殺されていく。こういうのはどうしても筒井康隆っぽいと思っちゃうんだよな。エピローグで登場した和尚さんが死んじゃった時はどうしようかと思ったけど。最後は大生部がかっちょよくて良かった。どうも第3部は評判が悪いようだ。確かに2巻が一番面白かったかな。

  • 1~3巻まで一気読み。非常に勢いがあって、面白いお話でした。
    巻が進むにつれ、ほんとか嘘かわからなくなっていく感じも。

    1巻のインチキ教祖の教義(弟子の方だったかも)の中で、
    案外いいこというやん、
    と思ったところがあったのだけど、
    そこは作中の「インチキ」という設定に免じて(?)
    引用とかはしないでおいた。
    だから、どんな内容だったかそこはすっかり忘れてしまった。

    かっこよくないお父さん(教授)、最後はむちゃくちゃだけどヒーローでした。
    たくさん死人が出る話だったので、めでたしと言えるかはわからないけれども、、それでもアフリカに行きたがる教授家族に幸あれ。

  • おおお....最後にそうからんできたか。

    ハリウッド映画の正義のヒーローってかんじで、
    スピードある展開、ハラハラドキドキ、正義は勝つ!
    でもサブキャラはちょっと残念。

    面白いの間違いなし。

  • 文句無しに面白い。中島らもの書く文章は、皮肉のこもったユーモアが特徴的だ。登場人物はダサいのに、台詞回しはやたらに二枚目。人間臭くて、憎めない。まさにエンターテイメントだ。

全223件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞を、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年、転落事故による脳挫傷などのため逝去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1 白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島らもの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×