ガダラの豚 3 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 2803
感想 : 223
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087484823

感想・レビュー・書評

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  • ☆4.3

  • ●きっかけ
    再読
    ●あらすじ
    シオリを取り返して日本に帰った一向に最強の呪術師バキリが襲い掛かる
    ●感想
    第3部は打って変わって、大スペクタルの人死にまくりのフィクションに。結局バキリはトリックだけじゃなくて、マジの呪術も使ってたってことなのかな?
    サブリミナル効果って本当はどれくらい効果あるものなんだろう。そう言えばサブリミナル効果を題材にした小説も読んだことあるような、、、、忘れた

  • うーん、面白かった
    1から3、全部雰囲気が違うのにストーリーが繋がってるから飽きなかった
    1はトリック風に事件を解決、2は深夜特急みたいな紀行文の風を感じる、3はキングスマン並みの虐殺劇でアクションシーンもあって、映画を観てるようだった。そういう点から言うと、貴志祐介感あったな〜
    わたしは1が好きだけど、ハッピーエンドで良かった…
    ただひたすら、バキリが強すぎて強すぎて…権力とか、切り札とか持ちすぎでしょうよ…大生部さん、負けちゃうのかと思ったよ…
    最悪の二日酔いから覚醒してくれてよかった(笑)元アル中の史上最悪の二日酔いとか、絶対床から出れないっしょ(笑)
    毎回こういう小説を読むたびに思うけど、わたしなら生き残れないな…
    これは他人にオススメしたい小説だ!

  • 勉強になるし、オモロい本だった。
    ただ最後の方ギュッと詰め仕込んだ感じと、結末があっけなかったなぁってのがあって星4です。
    途中の牛の伏線回収してるけど、終わり方ダイハードかいなってツッコミ入れたくなりました。

    そんなこんな言いつつもとても面白い作品でした。
    他の作品も見てみたいと思わせてくれる一冊でした^_^

  • ごった煮的なおもしろさ。らもさんは人物から入って小説にたどり着いたので「あの人がこんな小説書くんだなぁ」って感じでした。

  • おいおいなんだそれ~~~~~~!!!

    最後の最後で無理やり収めたというか、
    打ち切り感満載だし、好きなキャラがどんどん死んでいくので落ち込む。
    アル中の見る夢みたいな物語だったわ。

    めっちゃ毒の強い野原一家みたい(笑)

  • 3巻にきて急展開
    面白いは面白いが展開早すぎてよくわからん感じになった。

  •  清川死んだところでテンション少し下がる。スティーヴン・キングみたいなこんな話だっけ?的展開笑

     大生部が覚醒したりと面白かったけど、個人的には2巻目のアフリカ編が一番好きかな。この話をどう収束させるかは、作者も相当悩んだのかもしれない。それぞれの巻でかなりトーンが違うというのも、それはそれで凄いような。中島らも、という人間にも興味がわいた。

  • 感想を書いているのはこの作品に出会ってから20年以上経過してるのだがその時の興奮は今も瑞々しく思い出される。中嶋らもは本の楽しさを最初に教えてくれた作家の一人なので思い入れのある作品でもある。
    B級エンタメ冒険活劇作品とでも言えばいいか。一方でらも氏の持つ怪しさと暴力性や狂気性も根底に流れていて背筋に冷たいものを感じる。十分に作家の奥深さも味わえる厚みのある作品。

  • ‪ガダラの豚、Ⅲの序盤〜中盤までが、次に何が起こるかというワクワク感で最も面白かった‬。あとは、え、そんな死ぬー?そんなラフに犬死にさせるー?登場人物〇〇(複数名)とはいったい何だったのか…?という展開が続いた。そして故人や事件のその後はスルーで、一部だけがなんだかハッピーな感じで終わった。うーん。

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞を、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年、転落事故による脳挫傷などのため逝去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1 白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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