- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087716184
感想・レビュー・書評
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ついに富士山が噴火してしまった。もう生々しいです。
高嶋さんの作品は臨場感溢れて、登場人物達が生き生きとして魅力的です。悲惨な被害に心痛くなりますが、それに立ち向かい、傷ついてもまた顔を上げて歩き出す逞しさ。強くなりたいと毎回思います。
現実社会でもこんな素晴らしいスペシャリストがいる事、並々ならぬ決断力を持った政治家がいることを願います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
災害パニック小説が得意な高嶋哲夫さんの本領発揮的小説!文句無く星五つ!
加えてこの方の本は、浮気とか離婚とかドロドロの性的関係とか、三角関係とかさえ一切ないので、キリスト者としても安心して楽しめる。 -
一気に読み終えてしまいました。
いつ起こってもいいと言われている富士山噴火、
リアリティーがありすぎます。
なおかつ、人間関係の温かさ、繋がり。
とにかく読んでみて下さいね。
他の本も読んでみたくなりました。 -
面白かった。火山噴火が頻発する昨今、フィクションとは思えないリアルさ。
映画化されたらぜひ見てみたいものだ。 -
H27 10.17
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#読了。平成南海トラフ大震災の際、陸上自衛隊のパイロットであった新居見は、過酷な状況のなか被災者救出に全力を注ぎ表彰されるも、自らの妻と息子を失ってしまい、自衛隊を辞めることに。再び押し寄せる大災害ー富士山噴火に対し、市長らと協力し住民の救出にあたる。この手の災害ものでは高嶋さんの描写と緊迫感はさすが。突飛ではあるものの、決断力/判断力の必要性や重要性が良くわかる。単に災害救出にとどまらず、人間模様もあり。
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大災害小説の書き手、
大地震、原発事故、疫病の大流行、いよいよ富士山の大噴火 -
富士山噴火、一気読み。現実に起こっても不思議ではない。
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そんな状況じゃあ助かっていないだろう!
というツッコミは後にして、
噴火で想定し得る様々を、想像させてくれる本。
解けない火山灰に覆われた時、どんな対応ができるだろう。
高島氏の本をいくつか読んで、最近防災グッズの見直しをした。
啓蒙本として読むべし。 -
とても美談。
即興能力、危機管理能力の高さは不測の事態の時に発揮される。