富士山噴火

著者 :
  • 集英社
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087716184

感想・レビュー・書評

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  •  ついに富士山が噴火してしまった。もう生々しいです。
     高嶋さんの作品は臨場感溢れて、登場人物達が生き生きとして魅力的です。悲惨な被害に心痛くなりますが、それに立ち向かい、傷ついてもまた顔を上げて歩き出す逞しさ。強くなりたいと毎回思います。
     現実社会でもこんな素晴らしいスペシャリストがいる事、並々ならぬ決断力を持った政治家がいることを願います。

  • 災害パニック小説が得意な高嶋哲夫さんの本領発揮的小説!文句無く星五つ!

    加えてこの方の本は、浮気とか離婚とかドロドロの性的関係とか、三角関係とかさえ一切ないので、キリスト者としても安心して楽しめる。

  • 一気に読み終えてしまいました。
    いつ起こってもいいと言われている富士山噴火、
    リアリティーがありすぎます。
    なおかつ、人間関係の温かさ、繋がり。
    とにかく読んでみて下さいね。
    他の本も読んでみたくなりました。

  • 面白かった。火山噴火が頻発する昨今、フィクションとは思えないリアルさ。
    映画化されたらぜひ見てみたいものだ。

  • H27 10.17

  • #読了。平成南海トラフ大震災の際、陸上自衛隊のパイロットであった新居見は、過酷な状況のなか被災者救出に全力を注ぎ表彰されるも、自らの妻と息子を失ってしまい、自衛隊を辞めることに。再び押し寄せる大災害ー富士山噴火に対し、市長らと協力し住民の救出にあたる。この手の災害ものでは高嶋さんの描写と緊迫感はさすが。突飛ではあるものの、決断力/判断力の必要性や重要性が良くわかる。単に災害救出にとどまらず、人間模様もあり。

  • 大災害小説の書き手、

    大地震、原発事故、疫病の大流行、いよいよ富士山の大噴火

  • 富士山噴火、一気読み。現実に起こっても不思議ではない。

  • そんな状況じゃあ助かっていないだろう!
    というツッコミは後にして、
    噴火で想定し得る様々を、想像させてくれる本。
    解けない火山灰に覆われた時、どんな対応ができるだろう。
    高島氏の本をいくつか読んで、最近防災グッズの見直しをした。
    啓蒙本として読むべし。

  • とても美談。
    即興能力、危機管理能力の高さは不測の事態の時に発揮される。

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著者プロフィール

一九四九年、岡山県玉野市生まれ。九四年「メルト・ダウン」で第1回小説現代推理新人賞、九九年「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞。他に『ダーティー・ユー』『ミッドナイトイーグル』『M8』『TSUNAMI津波』『東京大洪水』『風をつかまえて』『乱神』『衆愚の果て』『首都感染』『首都崩壊』『富士山噴火』『日本核武装』『神童』『ハリケーン』『官邸襲撃』『紅い砂』『決戦は日曜日』など著書多数

「2022年 『落葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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