富士山噴火

著者 :
  • 集英社
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087716184

感想・レビュー・書評

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  • 南海トラフ大地震の3年後に富士山が活動を開始した。
    元自衛隊員が、御殿場市長達と市民の避難を進める。噴火は最悪のシナリオを辿る。困難な中での避難が続く。
    この作品のストーリーは、最悪のシナリオかと思うが、この何分の一かのレベルでも、首都圏は大騒ぎになる。
    御嶽山の噴火災害以後、噴火警戒レベルが引き上げられる火山が増えている。
    いつか災害が起きることは避けられないのだろうが、被害・犠牲者をできるだけ少なく出来るように備えるしかない。

  • やっぱり高嶋さんはクライシスモノが面白いですね。
    富士山の噴火にしては被害が少ないように感じましたが、面白かったです。

  • 高嶋さんと言えばの、大災害クライシス小説…。
    最新作の題材は、富士山の大噴火となります…。

    既作品では、
    時々ね、蛇足なエピソードも散見されますが…、
    本作品では、スーパーマンな元自衛官もろもろ、
    若干の出来過ぎ感、非現実感もありましたが…、
    蛇足なエピソードや専門外のエピソードはなく、
    ストレートなクライシス小説でした…。

    何気にね、その出来過ぎ感の部分がね、
    現実に置き換えたときに、危機感に感じました。

    現在、甚大な被害が想定されている、
    自然災害の多くが、太平洋側(東海道)ですが、
    ここいらで、北陸新幹線や北陸自動車道などの、
    日本海側(北陸道)の迂回路を活用した展開…、
    といぅのも期待したぃ、福井県人であります…。

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著者プロフィール

一九四九年、岡山県玉野市生まれ。九四年「メルト・ダウン」で第1回小説現代推理新人賞、九九年「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞。他に『ダーティー・ユー』『ミッドナイトイーグル』『M8』『TSUNAMI津波』『東京大洪水』『風をつかまえて』『乱神』『衆愚の果て』『首都感染』『首都崩壊』『富士山噴火』『日本核武装』『神童』『ハリケーン』『官邸襲撃』『紅い砂』『決戦は日曜日』など著書多数

「2022年 『落葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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