- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087717662
感想・レビュー・書評
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全編で6章から出来ている、読み手からすれば何回も読まない。小生にしても大体一回だけだ。だったら発刊順に読もう。巻末に発刊日が載っている。それに合わせて読み進めた。ただ各章天地がひっくり返るので読みづらい、気をてらい過ぎだ。よって星3つ❗️
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折角なのでランダムによんでみました。順番は
名のない毒液と花
眠らない刑事と犬
笑わない少女の死
消えない硝子の星
飛べない雄蜂の嘘
落ちない魔球と鳥
です。
いつもながらしみじみと読んでしまうこの作風、久しぶりに読みましたが、やっぱり中毒性高いです。カラス、、シリーズのようなカラッとした感じとは正反対の、濁りや重みがずしんとのしかかってきました。ひととおり読んでも、違う順番で読まないともったいないのでは、と思わずにいられません。いろんな手を使って読者を楽しませてくれ、私はすっかり道尾氏の手のひらの上で転がされてます。 -
『読む順番で世界が変わる』
『720通りの物語』
というキャッチフレーズに惹かれて購入。
全6章の短編でそれぞれの章が上下逆転して印刷されている遊び心満載な本。
時系列や登場人物はバラバラなのに、
どの章から読んでも繋がる作品です。
読む章の順番で登場人物の印象や読了後の後味はかなり変わると思う。
まずは順番通り読み、すぐにランダムで読みましたが、続けて読んだせいか世界観は大きく変わらなかったように思います。自分の読解力のなさが原因かもしれませんが・・・。時間をあけてまた別な順番でチャレンジしてみようと思います。
作品の内容自体はとても素敵なものでした。
道尾秀介さんらしくなんとも言えないモヤモヤする後味の悪い話もあり、読む順番を抜きにしても楽しめる作品です。 -
2024.3.26読了
んん、試みとしてはすごく好きなんだけど、短編集だよなあって。
他の順番で読みたいとまでは思えなかった。
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期待値を高めすぎて、、、、
思ったより仕掛けが想像を超えてこなかったというのが正直な感想でした。
面白かったが他の順番で読もうとまでは思わなかった -
連作短編としてはよかったし、話の内容も良いと思った。
ただ、読む順番で物語が変わるかと言われると、登場人物の心情の見方は変わるけれど、思ったより変わらなかったなと。
ただ期待値を上げ過ぎただけだったので、SNSで大評判になる前に読めば良かったな。 -
『落ちない魔球と鳥』→『眠らない刑事と犬』→『飛べない雄蜂の嘘』→『名のない毒液と花』→『消えない硝子の星』→『笑わない少女の死』
我ながらいい選び方をしたと思う。特に最後二つの順番はこれでよかったと心底思った。
色々な作家の小説を読んできたが、やはり道尾さんの文章はイメージに易くスッと情景が思い浮かぶ。
一瞬でそのストーリーに身を置けるので好きです。 -
『読む順番で世界が変わる』
『720通りの読み方ができる』
『上下のない製本』
との触れ込みで期待値を上げすぎた^^;
壮大なミステリーを想像していたけれど、ちがった〜( ; ; )ちょっと拍子抜け。
読んでいくうちに、あれとこれがつながっているのかや、別の章の人物の過去や優しさに触れることができる作品だった。
一気に読んだ方が、章の行き来は少なくて済むかと…
個人的には
①『眠らない刑事』を最後に読むといろいろな伏線回収ができる感じがしました。
②『〜〜ない〇〇』と音を合わせた章のタイトルが好き笑
巻頭から、巻末から、掲載順(巻末にある)など、アズユーライクな読み方ができる作品。