かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)

著者 :
  • 集英社
4.24
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本棚登録 : 2902
感想 : 280
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087824575

感想・レビュー・書評

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  • まんが喫茶で手にして読んだ。
    何だろう?
    漫画家になった事を前提に読んでいるから、
    作者の学生時代のドタバタがおかしく描かれていても、
    サクセス・ストーリーとして読む事ができる。
    版画家の池田満寿夫さんの自叙伝を思い出す。

  • 「絵を描くのって楽しくて、辛い。」そんな気持ちが伝わる。
    絵を描くってどういうことか。本気で描く人と本気じゃないことに気づいてない人。みんな絵を描くことが好きなのにきっとどこかで違うんだと思う、みたいなことを考えながら読んでました。
    先生の真面目さにも惹かれるものがあるけど、この作者も何度も後悔しながらも前をまた向いてるとこが良いと思う。

  • なんこれ。
    読んでて涙が止まらない。
    人は優しい。

  • 東村先生の漫画が大好きでほとんどの本を読んでいますが、一番好きなのはこの、かくしかです。先生がどうやって漫画家になったのか、日高先生との出逢いが描かれています。ずっと大事に手元に置いておきたい漫画のひとつです。

  • ストーリーは好き、でも絵がもう少し上手だったら…美大出てるのだし

  • エッセイマンガってのに
    はじめて触れた気がする。


    笑って、泣ける良作。

    描け!
    先生への想いが、このマンガを大賞にしたんだ。

    道は曲がっていても、歩みは真っ直ぐ行きたい。

  • 2015年マンガ大賞受賞作。冒頭ではただのだめだめ高校生のサクセスストーリーかと思ったが、途中から雲行きが変わってくる。
    自伝マンガでこんなにも直球に後悔や自己反省を重々しく書いていくことはなかなかないのではないだろうか。
    こういう場面ではギャグやユーモアをいれて脚色しているのが普通では?という部分でも現在から振り返った当時の自分に対する気持ちをそのまま吐露している。
    作者もきっと書きながら自己をさらけ出すことはしんどい作業だったはず。「私の先生」ならなおさら。
    しかし、この自己開示によって作者の仕事仲間、アシスタントや編集者たちとのつながりは深まったのではないだろうか。
    そういうつながりも元をたどれば先生が運んでくれている。恩師によって身につけられた思考や習慣によって生まれるものが今の自分の血となり肉となる。
    いつになっても恩師には頭があがらないし、いつまでも学び続けたい。

  • ツボすぎる。

  • 以前からものすごい気にはなっていたもののなかなか手を付けずにいたら気付くと漫画大賞。予備知識なしで開いてみたらなんと美大受験の話。大手じゃない予備校、生徒の微妙な距離感、青年マルスーなななな…なつかしい!

    ただ受験から10年経つ今感じることとしては、あの頃あの小さな教室が世界の全て的に感じていて大学に受かることがゴールだった自分が妙にちっぽけに感じて何だろうノスタルジーとでも表現みようか、みたいな。

    各話ラストのNANA的な引っぱりは先生との別れを示唆してるんだろうけど、これは泣く予感大ですね。

  • とても面白かった!
    年代が同じで、シンクロして楽しくて、楽しくて、たまらなかった。
    続きがとても楽しみです♪

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著者プロフィール

日本一筆が速い漫画家。その活躍分野は少女マンガから青年漫画まで、恋愛マンガからギャグ漫画まで多岐にわたる。

「2017年 『東村アキコ完全プロデュース 超速!! 漫画ポーズ集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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