浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―

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  • 小学館
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091792341

感想・レビュー・書評

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  • 見返りがないから
    浪費と言われるけど この本読んで
    あんまり 今まで共感できなかった
    俳優や 芸能人への追っかけも
    むしろ 安いな と思えてしまった
    すごく楽しそう 全然後悔してないのが
    男前ですよ

  • 気持ちわかる!
    狂ってる感は否めないけど。
    もっと突っ込んだところが見たい!

    月収、年収、職業に、拘束時間に、部屋の間取りに、使う金額、内容とかとか。

    行きたい気持ちがあって、金銭的に叶えられるなら、道なきところに道をつくり、素早く飛ぶ。ほら幸せ。

    三次元の恐ろしいところは押しが引退するまでコンプリートが来ない。

    お金が減ることよりも贔屓に関わる何かで自分の手に入らないもの、目に入らないものがあることが怖かった。だから惜しげもなく使ったし、そのことは今でも後悔はしていない。

    公式に推しキャラが自分の人生の節目をお祝いしてくれるなんて、やりたくてもなかなか出来ることじゃない、でもディズニーならお金次第でそれが実現可能になる。お金が世の中の全てでは無いけど、お金で叶えられる幸せの数が多いに越したことはない。

    そのブランドが好きだから応援するために「概念」を買う。
    お金を払って後悔するようになったらそのコンテンツは辞めどき。

    浪費はお客様の財布を害する可能性がございます。

    遠征で全通する人は仕事、学校はどうなっているのか?

    明日の海外イベント、行きたくなったから行ってくる!と10時にLINEが来て、16時にはフライトしていた友達。

    好きなものがはっきりしてるって幸せなこと。

  • 色々な人々がおりますね〜

  • 私もオタクだが、良い意味でレベル高すぎ!
    でもみんな楽しそう。
    いろんな生き方があって良いな。

  • 会社のオタク仲間に借りた。
    基本的には、好きなものにお金をつぎこむのって、自分も楽しいし相手に貢げるので、そういう対象があるのは楽しいことだなと思った。
    ゲームのガチャは、自分は同様のゲーム(刀剣乱舞)を課金せずにやっているので、課金する人をやや節操がないというイメージで見ていたのだが、よく考えると、自分もゲームに対するモチベーションはあまり違わなくて、つぎこむものがお金か時間の違いしかないなと思った。ゲーム上の画像は大抵ネットでネタバレされているので、その画像が純粋に見たいというより、レアなキャラや画像を自分でゲットしたいという射幸心と、他人にそれを自慢したい心理なんだよな。こう説明すると、純粋にそのコンテンツが好きといえるのか?と言われてしまいそうだけど、前提として世界観やキャラが好きでなければそこまで入れ込むこともない訳で、投稿者が言っていた、「課金したいと思わなくなったらそのコンテンツに飽きたということ」というのが、まさにそのことなんだろうと思う。
    こんな感じで、(金額はともかく)概ね共感できたのだが、レア画像を「エロい」と表現していることについて、あんスタをやっている友人が、「別にエロくはない。この表現は誤解を招く」と言っていた。確かになあ。この人がそう受け取るのは自由だけど、知らない人が読んだらエロいゲームなのか、と思ってしまう書きぶりになっていて、ちょっと配慮が足りないなあ。あと、この文章に限らず、女オタ(腐女子?)がそういう下品な語彙を軽々しく使う風潮も気に入らん。その作品をそういう目線で見ていない人に対して失礼だし、同じ言葉を男が使ったら変態扱いされるだろうに、女だから許されるだろうという感覚なのも嫌。
    あと、同人誌の人だったか、「イナゴ」という定義に衝撃。いや、そういう人を批判する文脈ならわかるのだが、そういう人目線で「このジャンルは入りやすい・入りにくい」みたいなことを言っているのが怖かった。好きだからハマるんじゃなくて、ハマりやすさ(&抜けやすさ)でハマる作品を選ぶのか…。
    生身の人間に貢ぐ人(声優やホスト)は、お金を出した分自分がなにかを得ているならいいんだけど、相手を幸せにすることで間接的に自分が幸せになるという図式は、その気持ちを利用して搾取されているように見えてしまう(両想いならまだしも、と思ったが、両想いの関係性でもあり得るか)。
    地下声優の人は、その声優さん本人が好きというより、接触度が高い人にどんどん乗り換えていくのが印象がよくなかった。
    バンギャの人は、表現がおおげさなわりに支出は大したことなくて、いまいち。遠征もそんなにしてないみたいだし、ドリンクチケット代とかコインロッカー代とか、数百円でしょ。塵も積もればなのはわかるけど。
    触られたい人は、最初はなにごとかと思ったが、納得。最終的に最適解に行きついていてよかった。
    ディズニーの人は、コンテンツの規模が大きく安定している&ストーリーが終わったりキャラが変化してしまうことがない、というのは確かにうらやましいなと思った。

  • 同人誌よりも内容がバージョンアップしているので、同人誌を持っているけど未購入だという人にも買ってほしいなと思いました。
    どの話も面白かったのですが、ロザンに浪費する方の話が特に好きです。自分の好きなものに癒され自分自身が救われるのは意識してなくてもある事だと思ったのと、自分の好きなものがもっと愛しくなりました。続編も出てほしいという気持ちを込めて星四つです!

  • 確かにそれは「浪費」ではなく「愛」。
    皆ジャンルは違えど、捧げる情熱は一直線。
    こういう情熱は、ないよりもあったほうが人生は潤うし、楽しいよね。
    でもお金の使い方は計画的に・・・。

  • なかなか、なかなか。これは人ごとではない。ロザンの方の文章は以前も読んだことあったけど心に沁みたなあ。ロザンがこの世にいてくれて良かったなあ。

  • 浪費は愛!
    浪費は愛だし、私は浪費によって日本経済バリバリ回してるぜと思ってる私にはぴったりな本。
    浪費の形、愛の形は人それぞれ。同人誌版も面白い!

  • ツイッターで見てて読みたかったのが一般書化されていたので読む。が、なんか一つ一つのページが少なく掘り下げが物足りないのと、強い動機に基づくものではない浪費がちらほらあるのが残念だった。強い好きな気持ちを読みたいものなのだけども…

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著者プロフィール

劇団雌猫
平成元年生まれのオタク女子4人組(もぐもぐ、ひらりさ、かん、ユッケ)。編著書に『浪費図鑑』(小学館)、『一生楽しく浪費するためのお金の話』(イースト・プレス)など。

「2023年 『世界が広がる 推し活韓国語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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