ポーの一族 (1) (小学館文庫 はA 11)

著者 :
  • 小学館 (1998年7月17日発売)
4.03
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091912510

感想・レビュー・書評

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  • 1972年3月号別冊少女コミック初掲載。
    ポー村バンパネルラ(吸血鬼)一族。
    18世紀貴族の館から20世紀寄宿学校、移ろう人々と
    エドガー妹メリーベル新たに一族になったアラン
    世界観が素晴らしくハリウッドバンパイヤ物も凌駕しそう。エドガー、アラン、ポーからのネーミングもすごい。話題の萩尾望都さん大泉サロン本も読んでみたいです。

  • 図書館で借りて。教養としてというか、基礎知識として読んでおきたいと思って早何年?ずっと未読だったけれど、夜中に花組ポーを見ながらやっぱり読まないと!と思い立ち図書館で予約。
    ネットで調べて、発表順に読んだ。
    高校生の時とかに読んでいたらめちゃめちゃハマってたかも?
    今の私としてはサラッと読んで終わったけど、スケールも大きく、すごい世界。読めて良かった。やはりアランを仲間に加えるあたりが1番グッとくる。
    おそらく私はこの作品から広い意味で派生した様々な後の漫画や作品にて類似テーマに触れすぎていると思われる。さんざんこういうのハマったな…
    華優希ちゃんは素晴らしいキャスティングだったなぁと漫画を読んで改めて。舞台のラスト、2人の制服の後ろ姿が良かったな。

  • 転校生のエドガーは引越し先で出会い仲良くなれそうだと思ったアランが複雑な家庭背景により周囲に威張り散らしていることを不満に思い喧嘩するが、仲直りし交流が始まると、アランはエドガーの妹メリーベルに恋をする。
    でも家族として暮らすエドガー兄弟とポーツネル男爵夫妻の正体がばれ、全てご破算になった時エドガーは最愛の妹を亡くし、アランを連れていくことにする。
    少年二人の時を超えた旅が始まる第1巻。
    漫画史に燦然と輝く名作。

  • 将来読むために今は読まないでおこうと思っていた作家のひとりが萩尾望都だ。
    こんな考え方をしていた昔の自分に言いたい。
    早く読め。

    表題作である『ポーの一族』はのめり込むように読んだ。
    本当にあの世界に入ったようだった。

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  • SL 2018.9.20-2018.9.21

  • 途中でわけわかんなくなる、でもすごい、面白い、すごい

  • 美しい。切ない。可愛らしい。

  • 1500エントリ目は大御所・萩尾望都の「ポーの一族」。ヴァンピールと化した2人の少年(エドガー&アラン)が、年をとることなく何百年も生きていく様子を描いたオムニバス・ストーリー。半永久的に生き続ける少年の関係性が危うくて耽美であり、1970年代の萩尾望都だからこそ描けた作品なのかなと思う。小学館文庫全3巻。

  • 初めてポーの一族を読んでまだ半年も経っていないのに、もうずっとふるくから、私の頭の中にエドガーたちが住んでいるような気がします。
    ただの人間に過ぎないわたしが人間でない彼らにしか分かり得ない孤独や虚無感を完全に理解できる時は来ないのかもしれないけれど、一つ一つの話を読み終わった後に胸に広がるじんわりとした寂寥感と美しさは、読めば読むほどその質量を増していくように思います。
    きっとこの先何度も何度も読み返しては、自分には決して届かない永遠の時間を生きた彼らに思いを馳せるのでしょう。

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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