東京奇譚集 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001562

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹の短編は朝の通勤通学時にオススメ。
    東京奇譚集も例に漏れず。

  • 偶然の旅人とハナレイ•ベイを読む。

    偶然の旅人は、
    ゲイのピアノ調律師が人妻との出会いをきっかけに、
    10年ぶりに疎遠になったいた姉と連絡を取ってみる話。

    ハナレイ•ベイは、
    ハワイでサメに殺された息子に会いにハワイに行き、
    息子を追う母親の話。

    どちらも、
    出会いや別れから、
    普通だけど普通じゃない
    特別だけど特別じゃない
    さまざまな人生について語っている。

    比較的分かりやすく楽しめた、

  • 10年以上前に初めて村上春樹読むなら読みやすよと、友達に勧められた一冊。久しぶりに再読です。
    私にとって初村上作品でした。
    魂が救われるというか、再生というか…

  • 村上春樹の短編集の中ではかなり好きかも。一貫して不思議な雰囲気はまといつつ、村上小説にありがちな皮肉な描写が少ない。さっぱりとした読後感に好感が持てる。

  • 偶然の旅人
    ハナレイ・ベイ
    どこであれそれが見つかりそうな場所で
    日々移動する腎臓のかたちをした石
    品川猿



    「かたちのあるものと、かたちのないものと、どちらかを選ばなくちゃならないとしたら、かたちのないものを選べ」

    「男が一生に出会う中で、本当に意味を持つ女は3人しかいない。それよりも多くもないし、少なくもない」

  • クセになります。

  •  私はこの短編集の中で「ハナレイ・ベイ」が特に気に入りました。

  • 「一人称単数」を読んで品川猿の話を読み返したくなって再読しました。

  • 猿が名前を奪ってしまうという話は、どこかで聞いた気がする!と思って読み進めたが、全く思い出せない、
    でも絶対どこかで見たり聞いたり読んだりしたことがあるって感覚。デジャブか??

  • こんなこともあるもんなんだなぁと思う偶然の出来事は日々の中にたくさんあってそれは自然なこと。
    ちょっとしたきっかけでそれに気付いたり気付かなかったりするだけのこと。

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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