最後の秘境 東京藝大: 天才たちのカオスな日常 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101012315

感想・レビュー・書評

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  • 漫画「ブルーピリオド」を購入したらおすすめに出てきたので、読んでみたらおもしろかった。
    東京藝大へ行くような人は個性豊かなんだろうな、と勝手に思っているけれど、それだけじゃないんだなと感じた。調べたらマンガ版もあるのですね。

  • 世界は広いし、人間は深い

  • 2023/07/19

  • 想像したよりもまじめな本だった。藝大生からのインタビューが多く、未知な藝大を少し覗くことができた。藝大に限らずきっと農大や医大など専門の世界ではそうだろうが、その世界では当たり前なこととのギャップが面白い。

  • 率直な感想としては、世の中にはこんな面白いことをしてる人がいるんだ。一つのものを追求してる人は価値観や視野が違って面白いと思った。
    自分の知らない世界がそこには沢山あって、とても憧れた。

    芸術をやってる人に対して昔から憧れはずっとあったけど多分私には向いてない。
    人からやってみないと分かんない!とか言われるけどこれ読んでいやいや私こんな追求心ないし発想力もない、と将来の夢とかにはできないししないと思う。良くて趣味程度

    でも意外とここに出てくる方は
    "将来これで生きていこうと思わない"
    って言ってる方が多くて、やりたいことを今やってるだけ、それが結果に繋がればいいって感じで驚き。でも逆にそれが成功?の秘訣だったりするのかな〜って。
    だからといってみんな手を抜くわけではなくむしろ追求し続けているのが凄い。

    なぜこの世界に居続けるのか?という説にたいして、"やりたいっていうより離れられない"とか"他にやりたいことがないから結局戻ってきてしまう" という内容を聞いて作者がふわふわした理由だな〜って思ってたけど、そういうものなのかもしれない。 って言ってる所に凄く共感した。

    きっかけなんてそういう事でいいのかもしれない。結局なんとなくこれがやりたい、でいいんだと思えた。考えすぎの私にはこのくらいでいい。

    共通して言えるのは、何かに向かって追求心がある人、芯が通っている人はとてもカッコいいし憧れる。私もそんなものに出会えるのかな。

  • 天才の思考や言動を覗き見できて、とても面白かったです。音大・美大と対比して描かれている点も飽きずに最後まで読めた理由の一つかもしれません。人より何かが秀でている人生には、苦悩や孤独がつきものなのかもなと、深い部分まで考えさせられてしまいました。

  • 自分の知らない世界を垣間見れた気がして勉強になった!天才って面白い。

  • まっすぐに、やりたいことをやる、作りたいから作るってすごくシンプルで素敵だと思う。
    これみたら頭おかしいと思われそう、、、とか、常に他者からどう思われるか、世間的にどう映るか、みたいなことを考えてしまう私からすると、何かに突き動かされるようきして制作している藝大生はめちゃくちゃカッケェ。

  • インタビューした作者が、え?とか、は?とか反応していることに共感!とても楽しく読みました。

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著者プロフィール

1985年、東京生誕。一橋大学経済学部卒。著書は他に「!」「!!」「!!!」「!!!!」「暗黒学校」「最悪彼氏」(ここまですべてアルファポリス)、「占い処・陽仙堂の統計科学」(角川書店)、「一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常」(幻冬舎)などがある。

「2016年 『殺人鬼狩り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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