残るは食欲 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1746
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101184555

感想・レビュー・書評

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  • 食べたいものがあれば幸せ。

    軽快に、食に対する喜びを綴ったエッセイ。共感できるところもたくさん。表紙のケーキがとても美味しそう。昔は食べていたけど今は食べないお菓子とか、誤解していた果物とか、読んでいるうちに私も食べたくなる。

  • 読んでみると、「作ってみようかな?」へぇーなるほど。となることが多い。するするーと読めました。阿川さんの他の食の話も読んでみたい。悪友と呼ぶ檀ふみさんとの本も読みたくなった。

  • 読むとお腹が減る本。阿川佐和子のエッセイは軽〜い気持ちで読めるので好き。また檀ふみとリレーエッセイしてくれないかなー

  • 阿川さんがクロワッサンに連載していたエッセイの文庫化。一つ一つのエッセイが軽妙で力を抜いて楽しむことができた。人間誰しも食欲はあるけど、食いしん坊の方が人生は楽しいんだろう。かくありたい。
    こども電話相談室のようなtipsもいい。

  • 星3つだけど、それは感動!とか読後に考えさせられる、とかがないからであってこの本は大好きです!!!
    エッセイって軽く読める分、作者の書き方とか考え方が面白くないとあんまりハマらないんだけど、阿川さんの遣う言葉が上品で可愛らしくて、楽しく読めちゃう。「どうじゃ?」とか笑

    テーマも食べ物だから、共感できることが多いし。

    何が心に残った、とかはあんまりないんですが、料理の失敗も成功もつまっていて、癒される本でした!阿川さんの本、また読みたいな。

  • 常に次のごはんのことを考えている私にとってぴったりの本。容易に料理が想像できて唾液が止まらない!雑誌での阿川さんのエッセイを読んだことはあるけど、本を読んだのは初めてで。(これもクロワッサンのエッセイのまとめではあるが)さくさく読めて、息抜きに最適。疲れたときに読んで食の世界に入っていきたい、、、。

  • 1遍5頁ほどの食欲増進エッセイ。どの話を読んでも食べたくなる。
    なんでもたくさん食べる阿川佐和子からは、健康的で素敵な人柄が滲み出ている。
    お気に入りは「一丁の至福」「未練ケーキ」「情熱果物」「かしわいずこ」。

  • 阿川さんの食べる系エッセイはすごく好きです。グイーン料理。わかります。すごく凝ってなくていい。普通の中に食べる幸せが感じられて、ああ、わかるわかる。って読める。湯豆腐だけの夕ご飯、今度やろう。

  • バリバリ働き、自由に料理して、シアワセに頂く、何とうらやましい!

    レーズンバター、サラダ・ニソワーズ、一時ハマったなあ~
    「鴨南」と聞けば、口が勝手に「蕎麦」と発音してしまう「パブロフの蕎麦」面白い。
    美味しく楽しいエッセイでした!

  • 今まで阿川さんといえば、聞き上手、話上手というイメージだったけど本書を読んで、食べるのが好きで料理もすごく上手だと知った。阿川さんの食べ物に対する思いや、食べ物とのエピソードなんかを阿川さん目線で書くと、こんなに軽快で愉快なのか!と感じながら読んだ。そして、心が暖かくなる。そんなに分厚い本ではないしサクサク読めるので、食べる事が好きな人にオススメの一冊。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿川佐和子の作品

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