東亰異聞 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 461
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  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101240220

感想・レビュー・書評

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  • 十二国記好きな姉が、十二国記を読み終えるのを見計らって貸してくれた。
    ホラーと謳いつつも、どこかファンタジックな匂いが漂う。
    と、思っていたらミステリーも楽しめて、最後はちゃんと戻ってくる。
    物語に準えて例えるのなら、まるで「花やしき」の様な一冊。
    楽しみました。

  • 再読。伝奇ミステリと書かれているし中身もミステリ風だけれども本格ではないのでそこらへんを厳密に考えて読むとがっくりくる感じ。昔読んだ時はもっと面白く感じられたのだけれど今はそうでもなかった。ただ表現の仕方や描写の仕方が前と変わらず美しく感じられて脳内でイメージしやすい。

  • 文明開化の東亰。闇が駆逐されつつあるこの時代に、魑魅魍魎による連続殺人がたち起こる。裏にあるのは華族の御家騒動か、はたまた本物の妖者の仕業か。
    小野不由美による伝奇ミステリ。京極夏彦の妖怪シリーズとの類似を思う。

  • 文章が好き。

  • ※図書館

  • もっと怪異談メインだと思ってたのにお家騒動ミステリーばかりで…
    作者の意図する怪異とミステリの絡め方は好みだけれど、あまりに怪異が少なすぎ、あらすじで怪異を期待しすぎてしまったのですごく読み辛く残念でした。

  • うーん、大作。
    好きかも。
    社会性は、ないかな

  • 東亰の町。維新も遠くなった明治29年。魑魅魍魎が跋扈する街。瓦斯灯の明かりには驚かされない妖怪変化がいるようだ。

  • 新潮文庫

  • 妖しい雰囲気の伝奇ミステリ。
    文明開化後の東京が舞台。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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