- Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101240619
感想・レビュー・書評
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2017.12.14
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この話の前に魔性の子を読んでいたのでほぼほぼの結末はわかってたのだけれど、そこで気になってたことが少しわかった感じ。ただ後から魔性の子を読んでも楽しかっただろうなー。
陽子も少しずつ進んでて、彼女の周りの人が本当に暖かくかっこいいのがとても嬉しい。
この後戴国はどうなるのだろう。王はどこにいて泰麒はどうするのか。
その続きが次に出るとか。……楽しみ。(いつになるかな…… -
新作に向けて再読
改めて陽子が好きになった
2019.9.14
136
ここで魔性の子に繋がりました。
魔性の子の裏側ですな。
延麒がなんか頑張ってたなぁ、と。怠け者のはずなのにw
李斎がどーも好きになれず、読み進めるのに時間かかったよ。
悪い人じゃない、むしろ信念を持ったいい人なんだけど、意外と周りが見えてないってゆーね。
でも、あの状況下なら致し方ないか。
ということで、戴の王様がどうなってるのかは、今年中にでると言われている新刊で読めるのでしょうか。
2016.9.25 -
王と麒麟が還らぬ国。その命運は-。驍宗が玉座に就いて半年、戴国は疾風の勢いで再興に向かう。しかし反乱鎮圧に赴いた王は戻らず、届いた凶報に衝撃を受けた泰麒も忽然と姿を消した。
風の海~で出てきた李斎が再び登場。罪人ではありませんように!と祈りながら読みました。お気に入りは、目を覚ました泰麒に「・・中嶋です」と慶王陽子が挨拶をする場面。2人の複雑な心境が現れていました。往きて還りし物語。
魔性の子から続いた全11巻が終わりました。
しばらく蓬莱には帰りません(感涙) -
ここまでオリジナルの世界観を作りながら全然破綻も矛盾もないことが純粋に凄い
願わくば続きを -
魔性の子の裏側ともいえる話で、物語の核心部分ともいえる内容だった。
続きがますます気になるところ。 -
『泰麒の生還』の物語。
ただでさえ面白いけど『魔性の子』と併せて読めば、
面白さは跳ね上がります。
最後の方に、慶の冢宰の浩瀚が説く道理が最高です♪ -
3月ぶりによんだ十二国記シリーズ!
正直ひさしぶりすぎて背景も設定も慶国のかかわったひとたちもさっぱり思い出せなくてあせった……
それでも読みはじめてふつかで読破してしまう面白さ。
会議してる最後の、延王と陽子のやりとりが面白い(笑)
陽子はほんといい度胸してるなぁ。そんなところがまた好きです。
戴国、どうなるの!はやく!続編を! -
王と麒麟が還らぬ国。その命運は⁉︎
驍宗が玉座に就いて半年、戴国は疾風の勢いで再興に向かう。しかし反乱鎮圧に赴いた王は戻らず、届いた凶報に衝撃を受けた泰麒も忽然と姿を消した。王と麒麟を失い、荒廃へと向かう国を案じる将軍は、命を賭して慶国を訪れ、援助を求める。戴国を救いたいーー景王陽子の願いに諸国の麒麟たちが集う。はたして泰麒の行方は。 -
再読。
戴国では王も麒麟も行方不明となって混乱していた。
戴の将軍、劉李斎は片腕を失いながらも慶国へ助けを求める。
十二国が協力しながら泰麒を捜索する。 -
王と麒麟を失った戴国を救うため、同国を追われた将軍李斎に加え、慶、雁、恭、範、才、漣、奏の王と麒麟が東奔西走。
天の条理に翻弄される陽子たちのさまがもどかしい。前作までは豪快奔放な印象だった延王ですら、天の条理の前では小物にみえたのが少々寂しかった。
反面、泰麒と景麒の関係を知った陽子の反応、超然とした氾王の立居振舞い、歯に衣着せぬ延麒の言動などには笑いを誘われたし、最終章にて、思いがけぬ謀叛に狼狽する陽子を諭す浩瀚の長台詞にはすっかり気圧されてしまった。陽子がよい仲間にめぐまれていることをあらためて実感した。
2001年に本作が刊行されてから十数年。次作が発表されるのはいつになることやら。 -
戴麒の物語。
色々な麒麟が登場して、蓬莱に流された戴麒を探し出して連れ戻す。
陽子や六太も活躍している。
最後に荒れた泰に帰っていくが、そこで終わりになっているのが気になる。
早く続きが読みたい。 -
えーーここで終わっちゃうの、、、っていうのが初めの感想。続きが気になる!というか戴の行く末を見守りたいというか。麒麟たちが集まってくるくだりはワクワクしたね!十二国記に新しい風を吹き込もうとしている陽子を応援したくなる。いいねいいね!新しいものっていつでも反発を受けるけど信念を通してほしい。続き読みたーい!
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講談社文庫、ホワイトハート、新潮社版と最低3回は読んでるんだけど、面白い。何度読んでも面白い。
今までほとんど交わることのなかった十二国の王様や麒麟が、泰麒を探すために集まってくるあたりからが本当大好きで、貪るように読んでおりました。
もうすぐ続編出るのよね?
楽しみだよーーー。 -
再び蓬莱に流された泰麒を捜索するお話し。戴国の将軍・劉李斎の活躍が目立った。政治ってのは難しいね…。
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慶・陽子のもとに、戴の女将軍・李斎が助けを求めて訪れる。日本にいる泰麒救出(魔性の子とリンク)。
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小野不由美さん、十二国記「黄昏の岸 暁の天」読了。十二国の北東に位置する戴国は、驍宗が王座に就いて半年、疾風の勢いで再興に向かう。しかし反乱鎮圧に赴いた王は戻らず、泰麒も忽然と姿を消した。王と麒麟を失い、荒廃へ向かう国を案じる李斎は慶国を目指すのだが。。本作でも陽子が前例の無い出来事に対し、みんなで協力していく様子が描かれてて引き込まれた。また面白いだけでなく深い言葉があるのも胸に響きます。エピソード0「魔性の子」の舞台と同時期、戴国の物語。なんとも言えない終わり方。その後の戴国の行方が気になる。
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この後どうなっていくのか、気になってしょうがない
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王も麒麟も行方不明だけど生きているが、国が荒れている戴国を救おうとする話。
まだ事件は解決しておらず、新刊を待つのみ。
天や神とはなにか、存在しているなら何故人を救わないのか、と言うテーマは、現実にも通じるものがある。
陽子の「人は自らを救うしかない」と言う言葉が、身に染みる。
他人にどう評価されるのは、自らの振る舞い次第、と言うことも。
国や民のために奮闘する李斎が、好ましかった。
こちらの世界のように十二国には国を越えて協力する考えがないことに驚いた。
早く戴国を救って、陽子達や李斎、泰麒の努力が報われたらいいな、と思った。
十二国記は深くて、面白い。