凶刃―用心棒日月抄 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101247229

感想・レビュー・書評

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  • 前作より十六年の時が経ち、青江又八郎も四十の半ば。登場人物も皆、年を取り、かつてのような明るさは影をひそめる。人生の秋を思わせる展開が、前三作との落差もあって読者を切なくさせるが、終章に用意された一つの楽しみが良い余韻となってくれる。シリーズ完結に相応しい内容。【所蔵】

  • 3冊目とばして読んでしまった。。
    20半ばの又八郎がいきなり40代になっててしんどい。面白いけどしんどい。

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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