さくらえび (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101388236

感想・レビュー・書評

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  • 父・ヒロシの話が多めでうれしかった。息子・さくらめろんのために嘘のテレビ番組を作るっていうのもユーモアがあってステキ。どの話もゆるくて、やわらかくて、やさしい。‬

  • ヒロシがたくさん登場して、愛くるしい。
    アニメではヘラヘラダラダラの酔っ払いオヤジキャラが目立つが、エッセイでは一緒にサイクリングをしたり、オーストラリアに旅行したりと、アクティブだが穏やかな性格が伝わってきてすごく好印象。ほほえましい気持ちになれる一冊。

  • 父ヒロシが前面に出ていて面白かった。「おう、死ぬときにピークだな。包まれるぞ、光に。」笑
    奈良やしまなみ海道のお話は面白かった。自分も行ったような楽しい気分になれるから好きだな。

  • 初めて読むと思ったけど、「あの日の奈良」で思い出しました。2回目です。
    2回目だけど、すごく感動しました。
    何も考えずにさくっと読めて、笑えて泣ける。

  • 今回もおもしろかった!特に「父ヒロシインタビュー」は1人でゲラゲラ笑った。お母さんがさくらさんの質問内容を繰り返してヒロシに伝えている場面は、まさにさくら家の2人という感じがしておかしかった。ヒロシが最近昔より冴えてきている感じがすると言った時、さくらさんは、「今から冴え始めたって遅すぎるよ。」お母さんは「66歳から冴え始めるわけないじゃん。」と言い捨てたのは本当に笑った。父親に対してここまで現実的で冷静な返しをできるのは面白すぎる。さくらさんの面白さは正真正銘良心譲りなのだと思った。

  • 「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんの日常が描かれた短編エッセイ本。
    家族、仕事関係の人達、地方で出会う人達などとのホッコリする掛け合いや、心温まるエピソードばかり。
    「あの日の奈良」が特にお気に入りで、すごく感動した。
    初エッセイ本だったが、スラスラ読めて、エッセイ本を読んだことない人や、苦手な人でも読みやすいと思った。

  • さくらももこさんの作品は今まで読んだことがなかったのですが、読んだ方がいい!と職場の先輩におすすめされ読んでみることに。

    ちょうど新潮文庫さんが可愛い表紙にしてくださっていたのでちょうどよかった☺️

    ちびまる子ちゃんを書いた方がどうやって日々を生きているのか、思わず笑ってしまうものばかりでとても心が穏やかになりました。

  • 新潮文庫のプレミアムカバーを買いました。(さくらえび色で可愛いカバーです)

    さくらももこさんのエッセイは何冊か読んだことあったけど、やはり面白い。

    若くして亡くなられたのが本当に惜しいなぁとしみじみ感じてしまった。

  • 新潮文庫2023プレミアムカバーで購入。
    さくらももこ先生のエッセイはいくつも読んだことがあるけれど、それも学生のころが主で最近はまったく読んでいなかった。
    そしてこの機会に久しぶりに読んだ(さくらえびは初めて)にもかかわらず、変わらない面白さと雰囲気に思わず涙が出た。
    本当にいろんな涙がでる。
    読んでよかった。

  • くだらないけど、ほっこりして、笑えて、ジーンとくる。さくらももこさんのエッセイはいつ読んでもそんな気持ちになれる。
    家族や知人たちの本当に何気ない日常だけどヒロシはヒロシだなって思って脳内再生される。

    倉本さんとの、自分の力で書いているのではない話、改めて読み返すと、いい話だなと思った。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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