さくらえび (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 256
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101388236

感想・レビュー・書評

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  • さくらももこさんの訃報に接して購入。この人のアニメ以外の作品ははじめてだったけど、エッセイも面白い。
    なんとなく『ちびまるこちゃん』を想像しながら読み始めたけど、時代が違って、まるこはお母さんになっていた。父親であるヒロシは「お父さん」ではなく「ヒロシ」と呼ばれており、相当登場してくる。

    おならの話や富士山の話で笑った。電車の中だったけどすごくニヤニヤしていた。怪しかったかも。かと思えば奈良に行く話ではほろりときそうだった。おばさんとの再会のシーンは『銀の匙』でのおばさんとの再会とだぶった。

    他の作品ももう少し読んでみたい。

  • さくらももこさんの訃報を知り,思わず買ってしまった。
    ことばのセンスがとても良い。
    他のエッセイもこれから読んでみようと思う。

    ご冥福をお祈りいたします。

  • 文体は相変わらず好きだけど、子供の頃の話が良かったかな。時系列バラバラでこのシリーズを読んでいるので、いきなり飛んだ感があったからかもしれない。

  • 笑いあり涙あり
    電車の中で読む人は気をつけて。

  • ももこさんの作品は
    いつ読んでも色褪せないなぁ。

  • ★3.5
    ここ最近、戦争絡みの本ばかり読んでいたので、息抜きを兼ねて読んでみたら面白い!普通に書いてそうなのに独特のほんわかとした文章、「ちびまる子ちゃん」の世界を想像してしまう間、思わずクスクスニヤニヤしてしまう箇所がたくさんあった。そして、自分の母親を「さくらももこなんじゃないか?」と疑っている、さくらももこの息子が可愛すぎる!また、お馴染みの父・ヒロシと、ヒロシに容赦ないツッコミを入れる母も面白い。ほとんどが笑えるエピソードの中、「あの日の奈良」にちょっとホロリ。飛鳥の“坂乃茶屋”に行ってみたい。

  • 笑える話・しんみりとさせる話・ヒロシの間抜けな話が混ざりあっています。表紙も素敵✨
    めろん君が手紙を書くのと倉本先生の話、ヒロシのコイの話が良かったです(*^^*)

  • クスッとしてしまう話ばかりでとても面白かった。他の作品も読んでみたいです。
    「息子は、私のことをさくらももこかもしれないと疑いつつ、一方では違うとも思っている」この一文が大好きです。

  • 意外と笑わずに読みました。

    ヒロシはやはり面白いのです。
    何がどうあっても断固としてブレナイ頼りなさ。
    お母さんの容赦ない突込み。
    いい夫婦です。

    ただ、さくらももこと息子の関係が、親子というより歳の離れた姉弟みたいで。
    一緒に遊ぶのはいいんです。
    でも、大人として毅然とした態度で接しなければならないところで、それができていない。
    …ように思えて、そこで興ざめしてしまう。

    あと父ヒロシのことを老人扱いするのもちょっと…。
    今どき66歳は、まだまだ元気でしょう。

    2010年に奈良の飛鳥や斑鳩に旅行したので「あの日の奈良」
    去年瀬戸内を旅行したので「ヒロシの挑戦 しまなみ海道」
    が面白かった。
    旅行すると紀行文が一層興味深く読めますね。

  • このエッセイも面白く、さくらももこエッセイはハズレがない(^-^)『さくらへび』を読む前に『さくら日和』を読んでおくと、内容がリンクするのでオススメです。このエッセイには、ビートたけし、のぶみ、鈴木光司、みのもんた、倉本聰、など沢山の有名な方が登場するのも面白いです。さくらさんは人脈が広いなぁと羨ましくなる。それと笑いだけでなく、ウルっとする良いお話も混じっていてよかった。ウルっとするエピソードでは、文体が少し変わり、さくらさんがどんな気持ちで文章を書いたのかがひしひしと伝わって来ます(*´ー`*)

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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