- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101397252
感想・レビュー・書評
-
2011.4.12(火)。
池波 正太郎「お千代」。 宇江佐 真理「浮かれ節」。乙川 優三郎「小田原鰹」。 北原 亞以子「証」。 村上 元三「骨折り和助」。。。縄田 一男編。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雰囲気が楽しめるアンソロジー。
小編の中に、人情も風俗もつまっている。
救いがたい男の「小田原鰹」がイチオシ。 -
アンソロジーって一編くらい微妙に趣味の合わない作品あるものですけど、この本はどれもこれも面白く、オチもどれも素敵でした。トップバッターが池波先生なのに、続く作品がどれも遜色がないのは凄すぎる…。
-
長屋の住生活を描く短編集。
江戸の人情があふれてしかたがない。 日本人って、昔から楽しそうに暮らしていたんだ。
随所に、当時の質素でありながら贅沢な食生活もあり、素朴で磨かれた芸術感性もあり、暮らしがなーんとなく理解できた。
これから古典にシフトしようかな -
全ての作品が文句なしに面白かった。
強いて言えば宇江佐真理の作品には納得いかなかった。
もっと面白い作品が沢山あるのに!! -
読んだことがない作家が読めるので好きなアンソロジー。「お千代」は少しホラーっぽいけど最後がよかった。「骨折り和助」「浮かれ節」が好きだった。