スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193051

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳がイマイチだった気もするけど、読み終えて数日経っても作中のノスタルジックな雰囲気から抜け出せない。

    4人の少年のある夏の物語と彼らの未来について考える。

    映画は少し、綺麗すぎるのかな。

  • 若い頃、多分、映画のビデオを先に見てから、原作を読んだのだと思う。
    そして、活字が大きくなった版で再読した。
    再読して驚いたのは、ほとんど内容を覚えていないということ。
    作品の中に、二つの作中小説が出て来るのだが、最初の作品はまるで覚えていない。

  • 自分の生きる世界とは全く違うところでの色々な出来事なのにも関わらず、それらが目の前で起きているかのように錯覚してしまう程の表現力に脱帽。ヒルのシーンはそうではあって欲しくなかったが笑 もう一遍の方も読んでるうちに話にどんどん飲み込まれていく感じがして休む間も無く読み終えてしまった。

  •  ゴールデンボーイに引き続く後半。先に訳出された関係で著者による出版経緯がこっちに収録されている。秋編は少年たちの冒険物語で冬編が一転してニューヨークの奇怪なクラブの話。相変わらず統一感は皆無。4人の少年が轢死体を発見しに行く二日間の徒歩行を描いた前者は活き活きとした少年たちの行動が魅力的なキングらしからぬジュヴナイル小説で、映画化もされたという。屍体が出てくるけどホラーではないし。冬編は謎のクラブと怪奇譚という古典的でありがちな設定のこれは正真正銘のホラー。内容はバラバラではあるが4編通読するとキングの芸風の広さと達者さだけはよくわかる。

  • 4

  • 有名すぎる映画、スタンドバイミーの原作。はかない少年時代の思い出。クリスとゴーディの友情の物語。
    と、ニューヨークの奇譚クラブの様子を書いた掌編の2編からなる。
    恐怖の四季は塀の中のリタヘイワース(ショーシャンクの空にの原作)とスタンドバイミーの私的2強。

  • 何故だか最後の話で泣いた

  • スタンドバイミーの映画バージョンは何度も見たことあるけど、
    原作とはちがう部分がかなりあった。
    この文庫ではスタンドバイミーともう一つの作品が収められているが、もう一つの作品のほうが、ある種のドロリとした感触があってよかった。切ない話なのだが、、

    あともう一つ、この作品とは関係ないのだが、自分のことが少しわかった。
    それは読むというよりも、直感で味わってページを進めることが自分にあっているということが発見できた。

  • 図書館で。スタンド・バイ・ミー部分だけ読みました。
    かの有名な映画の方は何度か見て居たのであ、この場面はあそこかぁとか思いながら読みました。
    それにしても映画の脚本秀逸だなぁ。先に本の方を読んでいたら違ったかもしれないけれどもカットされたり編集された部分は映画の方がしっくりくるような気がしました。

    そして冒頭が面白かった。まあキングと言ったらホラー小説だもんなぁ。ミザリーは怖かった…
    でもDifferent Seasonを恐怖の四季と訳すってのもどうなんだろう?キングと言えばホラーだからホラー要素入れとけば売れるって事なんだろうか。
    まあ…レッテルを貼られるってのも大変な事なんだろうなぁ、ウン。

  • 表題作は映画通りに話が進むが、映画にはなかった処女作(死ぬほど退屈)の挿話があった。また、原作の後日談も映画ではカットされていた。映画のクリスは弁護士になっていたが、原作では学生の時に死亡する。監督はせめて弁護士になったクリスを見たかったのだと思う。なお、「マンハッタン奇譚クラブ」は何度読もうとしても眠くなり挫折する。映画になったら、また読もうと思う。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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