ご破算で願いましては: みとや・お瑛仕入帖

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103368519

感想・レビュー・書評

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  • 2015.8.10

    今でいう100均の 三十八文屋を営むお瑛と長太郎 兄妹たちのあれやこれや。

    元は大店の子達だったのに、なぜにこうなった?
    こうなったからには仕方ない今をとにかく生きよう!
    楽しく生きよう!!

    しっかり者の妹 お瑛を中心に話が進みます。
    兄の長太郎は いまいち掴めない所があるが全ては妹を守るため?

    まだ続きそうな予感。

  • 読みやすかった。
    これまで作風がよくわからなかったが、少女マンガと気づいたら、納得。

  • 2014年12月刊。小説新潮2012年3月号、10月号、2013年1月号、7月号、10月、新潮ケータイ文庫2012年8/10〜9/4配信に連載の6編の連作短編。表題の「ご破算で願いましては」が楽しくて良いです。残り5編は今一歩。登場人物と設定は魅力的ですが、話に起伏が無く面白くなかったです。直木賞候補の「一朝の夢」を読んで見たくなりました。

  • 【収録作品】ご破算で願いましては/月に叢雲、花に風/我が待つ君/めんないちどり/天神さまが寝てござる/化粧映え

  • L みとや・お瑛仕入帖

    小説新潮に掲載のまとめ。
    三十八文の雑貨店、み・と・や。
    みとやを営む仕入担当の兄と店番と仕入帖書き担当の妹のドタバタ話。
    両親の死にまつわる話が本筋で、仕入れた雑貨の小ネタで構成。
    まず読みやすい。難しい話は一切ない。
    掲載が続いているか知らないがいくらでもネタありそう的な。
    放蕩若旦那気質の兄が本当は〜とか、
    贔屓にしてくれるご隠居は実は〜とか、
    ほかにもやっぱりねのそのまんまなのが安定して読める理由か。
    でも16歳の娘が舟の扱いがうまくて自分の舟持っていてっていうのはちょっと無理があるような。

  • 江戸の百均「みとや」
    しっかり者の看板娘の妹と若旦那気質の兄
    両親が事故で亡くなり店が無くなってからの再興
    両親の死の謎が解けたのちのちも◎

  • 読んで良かった。と思う。最後のお話では泣いたのだけど、それ以外のお話は、ちょっと退屈だったし、つまらないし、字が滑る。登場人物のうち主人公以外は好きになれないし。ちょっと煽てられると浮かれてしまう主人公があほの子に見えるし。続きは気になるのだけど。あればだけれど。

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著者プロフィール

東京生まれ。フリーランスライターの傍ら小説執筆を開始、2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞を受賞。08年には『一朝の夢』で松本清張賞を受賞し、単行本デビューする。以後、時代小説の旗手として多くの読者の支持を得る。15年刊行の『ヨイ豊』で直木賞候補となり注目を集める。近著に『葵の月』『五弁の秋花』『北斎まんだら』など。

「2023年 『三年長屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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