光ってみえるもの、あれは

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120034428

感想・レビュー・書評

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  • 図書室で借りて読んだ。

  • 山田詠美の「ぼくは勉強ができない」をもっと日本っぽくした感じ。詠美文学は好きだけど、高校生の男の成長の物語としてはこっちの方が好きだなーと思う。

  • 女性が、高校生男子を主人公に一人称で書く時の、<br>
    微妙に綺麗ぶってるところは好きじゃないけど、<br>
    この人らしさは好き。。。<br>
    多分よさがまだよくわかってないなって思うけど。<br>
    <br>この人って、いつも顔見ると匂いを想像しちゃうんだよなー。<br>
    多分、他人の家に入ると多かれ少なかれ感じる、<br>
    「ひとんちのにおい」が結構強くしそう。。。
    なんでだろ?


  • ちょっと他の川上作品とは異質な感じもするけれど、好きな作品。主人公の男の子が素直でいい。友達や彼女とのエピソードが好き。

  • 単調で長いので、途中で挫折。

  • 11月1日

  • 翠君とおばあちゃん。
    ー結構な家系ー
    かりられないお父さんの。

  • 登場人物はちょっと風変わりな人ばかり・・・。
    でも、結構好きだなぁ〜、こういう人達。
    って思ってしまった。<br>

    でも、何より川上弘美さんの文章が好き。
    (物語の内容は、いまいちついていけない部分もあるのだけれど)<br>

    翠の担任のキタガーくんは
    なんとなく、「センセイの鞄」のセンセイを彷彿させる?<br>

    そして、父親の大鳥さんがサイコー!
    実際に身近にいたらヒンシュク者? かもしれないけど・・・。

  • 家族の物語でした。
     母親がいて、「種を提供した」という大鳥さん、祖母の匡子さんがいて、親友の花田、ガールフレンドの平山水絵、担任のキタガー…そんな環境の中で16歳の夏を迎える主人公・江戸翠。
    親友の花田が母親がいなければ生きていけないと思っていた時代があったというエピソードや、大鳥さんのちゃらんぽらんだけれど生きてこれたし、愛子さんと一緒に生きることを選べばよかったということも、何だかじんと深く胸にきました。

  • [05.07.17]<t市

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著者プロフィール

作家。
1958年東京生まれ。1994年「神様」で第1回パスカル短編文学新人賞を受賞しデビュー。この文学賞に応募したパソコン通信仲間に誘われ俳句をつくり始める。句集に『機嫌のいい犬』。小説「蛇を踏む」(芥川賞)『神様』(紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)『溺レる』(伊藤整文学賞、女流文学賞)『センセイの鞄』(谷崎潤一郎賞)『真鶴』(芸術選奨文部科学大臣賞)『水声』(読売文学賞)『大きな鳥にさらわれないよう』(泉鏡花賞)などのほか著書多数。2019年紫綬褒章を受章。

「2020年 『わたしの好きな季語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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