ミーナの行進

著者 :
  • 中央公論新社
3.83
  • (287)
  • (302)
  • (394)
  • (21)
  • (8)
本棚登録 : 1927
感想 : 378
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120037214

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「2007本屋大賞 7位」
    九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/609275

  • まずまずかな。欲言うと期待はしてたので、感情揺さぶられるかと思ったけど、そこまでの内容ではなかった。

  • やっぱり好きな世界。
    コビトカバに乗って登校する美少女の姿、マッチ箱の短編、老いた老婦人たちと素敵な叔父様。
    芦屋を舞台に繰り広げられる、富めるものの生。
    締め付けられるような懐かしさが共感できました。

  • 表紙と小川洋子さんの名前で選んだ1冊
    女性好きな私が ついつい
    読み進めるにつれ 朋子の不思議な魅力を楽しんで
    読了

  • あたたかな友情のお話。
    ミーナ、最初はわがままなお嬢様かと思ったけど、やさしくていい子だったな。こんな気の合ういとこがいたら、幸せだなと思った。

  • 芦屋?の話だったことを記憶している

  • 一年間の、親戚の家で過ごした少女朋子の物語。
    カバと、喘息の美少女ミーナと、その家族、ハイソな暮らし、本、淡い恋。
    淡々と、でもじんわりとあたたかく、少し切ない記憶。
    大人の事情を垣間見たり、永遠の別れもありつつ、成長する。

  • 2007年 第4回本屋大賞 第7位

  • 主人公は中学生 YAに分類かなって思ったけど
    とってもノスタルジー 大人が読む本かもしれない
    回想的な文章が少し切ない

    どなたのおすすめ本だったか?手に取ってみたらこの辺りが舞台になってる
    少し前の時代の芦屋付近を散歩している気分
    ジャコビニ流星群の時代は、あんまり覚えていないけれども
    昔に帰って小さい子どもの時の自分を思いました
    久しぶりに実家の家族と会って話したせいもあるかな

  • 526

    2018年では10冊目

    朋子が芦屋でミーナたちと過ごした日々を描いた小説。
    コビトカバのポチ子
    とっくりさん
    車掌猿のサブロウ
    米田さんに小林さん
    ローザおばあさんに伯母さん伯父さん
    そしてミーナ
    みんな素敵。

    すべてが語られるわけではない。



    p.315

    何の本を読んだかは、どう生きたかの証明でもあるんや。これは、君のもの

全378件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1962年、岡山市生まれ。88年、「揚羽蝶が壊れる時」により海燕新人文学賞、91年、「妊娠カレンダー」により芥川賞を受賞。『博士の愛した数式』で読売文学賞及び本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。その他の小説作品に『猫を抱いて象と泳ぐ』『琥珀のまたたき』『約束された移動』などがある。

「2023年 『川端康成の話をしようじゃないか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小川洋子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×