ゆれるマナー (単行本)

  • 中央公論新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120057663

感想・レビュー・書評

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  • ある時期までは「マナーなってないなぁ」と他人に思うことそこそこ多くあったが、最近は「そもそも自分のマナーが絶対的に正しいのか」と考えがゆれること多いので読みたい

    #ゆれるマナー
    #青山七恵、他
    24/3/18出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/3vgTLjZ

  • 読売新聞に掲載された9人の作家のエッセイ集。見開きで一つのエッセイが読めるので、読みやすかった。作家の方々の色々なことのマナーが書かれていて、すき間時間に読み進めるのにぴったりだった。

    白岩玄さんの「下戸のマナー」に同感。松家仁之さんの「挨拶のマナー」には、なるほどと思った。恩田侑布子さんのお墓参りのマナーの中では、「死者は一つの井戸なのだ。生きているものはその思いを汲むだけ。」という言葉が、私の気持ちの中にストンと落ちた。

    また、青山七恵さんが書かれていたことで「マナーというのは、どうふるまったらいいのか誰もわからない珍場面において、その場のきまずさを最小限に止めるための創意工夫でもあると思う。」という、これがこの本のおもしろさを表しているのでは、とも思った。

    マナーシリーズは他にもあるので、今後の楽しみがまたひとつできた。

  • マナーに関する見開き1ページに収まる短編集。銭湯でのマナー、機内食のマナーなどなんか分かる〜というものから、へ〜そう感じる人もいるのか〜、と思うものまで。気軽に読めます。

  • 機内食選びにも道ばたでの転倒にも作法があった!? 浮き世を生き抜く賢者九名が惑い、うろたえ、発見する、マナーのエッセイ百篇。

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著者プロフィール

二〇〇五年に「窓の灯」で文藝賞を受賞しデビュー。〇七年「ひとり日和」で芥川賞受賞。〇九年「かけら」で川端康成文学賞受賞。著書に『お別れの音』『わたしの彼氏』『あかりの湖畔』『すみれ』『快楽』『めぐり糸』『風』『はぐれんぼう』などがある。

「2023年 『みがわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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