- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121018380
感想・レビュー・書評
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我が家にスロバキアの客様が5日泊るため、読みました。チェコとスロバキアの歴史がいかに奥深いのか、中世のモラビア王国、チェコ王国、ハプスブルグ帝国を経て、1918年の独立、そして1993年のチェコ・スロバキアの分離独立。スロバキア人が、チェコ人とほとんど似た言葉を話し、同じくスラブ系ながら、なぜ違う民族なのか、スロバキアがハンガリー、チェコがオーストリアの領地だった背景にも納得です。そして、なぜ彼らがドイツ語に堪能なのかも分かったように思います。
ローマ・カトリックとの関係、英雄ヤン・フス、そしてカレル大帝の時代の繁栄、モーツアルトのフィガロ、ドンジョバンイの上演成功など、プラハの街の美しさの背景にある歴史が分かると更に面白いですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チェコの歴史を追った本。
一般向けの本はこれくらいしかない。あとは大体東欧史とかで一括りにされているからである。 -
【4/150】これも妻の蔵書。チェコをはじめ東欧には全く疎い私なので、よし読んでみるかと手に取った本。
人の名前や地名に馴染みのあるものが少ないので、巻頭の地図や家系図を常にみながら、読み進めなければならなかった。
ちょっとイメージできたのでチェコ行きたくなったなぁ -
題名の通りチェコの歴史。
中世の成分が多めですかね。
勉強になりました。 -
モラヴィア王国から現代までのチェコの歴史を、著者独自の選択による人物を紹介していくことで、概観している。それほど読ませる文章でもなかった。
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くっついたりはなれたり。