世界史 下 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2008年1月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (456ページ) / ISBN・EAN: 9784122049673

作品紹介・あらすじ

俯瞰的な視座から世界の文明の流れをコンパクトにまとめ、歴史のダイナミズムを描き出した名著。西欧文明の興隆と変貌から、地球規模でのコスモポリタニズムまで。

みんなの感想まとめ

歴史の流れを大きな視点から捉えることができるこの作品は、1500年以降の大航海時代を経て、世界の諸文明がどのように統合されていくかを描き出しています。特に、第一次世界大戦や第二次世界大戦を通じて、帝国...

感想・レビュー・書評

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  • 下巻マクニールの世界史では、1500年以降、大航海時代を経て「世界の諸文明」がヨーロッパを主導として一つの地球規模のネットワークに統合されていく過程を、人類史の大きな転換点として描き出している。→地球規模でのコスモポリタニズムのはじまり。

    1914年〜1918年 第一次世界大戦
    1939年〜1945年 第二次世界大戦

    ☆ アフリカにおいて帝国主義者の推進者たちが貪欲なヨーロッパの投資家に約束していた利益はほとんどの場合実現しなくなった。
    ←第一次世界大戦をピークに帝国主義者を支えていた思想は世界的に行き詰まる。

    この思想は日本における武士に食い扶持(石高)を与えるための戦国武将の思想でもある。そう考えると朝鮮に出兵した秀吉も分かりやすい。

    秀吉が単純に侵略者だといいたいのではなく、広く歴史の流れの中でとらえると、国家と資本家の相性の良さに問題の本質がありそうだ。

    現代でいえば国家と軍需産業、トランプとイーロンやピーターティール。AIの覇権をめぐる国際競争は現在進行形である。

    多大な犠牲者を出してから気づいたのでは遅い。がその推進力は止めがたい。

    訳者後書きを備忘録とする

    一マクニールによれば、古代において文明の水準に達した文化圏(または文化伝統)は、旧世界にあっては、4、新世界(南北アメリカ)では3つに限られるという事実が、世界史の構想を可能にしている。というのは、文明とは、きわめて密度の高い、強烈な魅力をもつ社会であり、歴史上いかなる時代においても、諸文化間の均衡は、文明から発散される力に攪乱され、文明の近隣の社会は、何らかのかたちで伝統的な社会・文化の構造を変えて、この新しい状況に,適応しようとする。したがって、各時代の歴史は攪乱の原動力の実態を明らかにし、つぎに、文明以外の地域社会がその変動の波にいかに反応したかを考察すれば、その大筋をつかむことができる。


    攪乱の原動力は何かを見極めると今が見えてきそうだ。

    また、民を開拓地に植える植民地政策の闇と世界の成り立ちを見た。

  • 上・下巻を読み通すのに1年近くかかってしまった。とても壮大であったと思う。内容の解釈は上巻と同じく、歴史は戦争を繰り返してきたこと。また1500〜1600年頃から今に通ずるような文化?の革新が始まってきたこと、と言ったことがめっちゃ大雑把にいえば言える事で、宗教ってタブー視されるけど、なんでだろって思ってたけど、やっぱり争いを生むんだろね。世界遺産検定を受けてから歴史を知ってみよう!と日本史、世界史、ベトナム史まで読んでみたけど、概要みたいなものしか掴めなかった。マクニールの世界史読み通したのは収穫かな。

  • やっと読み終わった!
    非常に読みづらい本だった。これはマクニールさんのせいではなく、私の準備のなさのせいである。
    世界各地の大きな流れを追うのが大変で、いまいち見通せなかった。
    けれども、著者が予言した問題は、ほぼ現実のものとなっているし、問題点もその通りだと感じるものが多かった。
    もっと勉強した上で、読んだ方が良かったかもしれない。

  • 私のような、ものごとを勉強するときに全体を俯瞰してから進めたいタイプの人におすすめ。上下2冊で人類の起源から1900年代までを扱うので、(学校教育のように細かいことは扱わず)、文明間の関係や地域の盛衰、性質の違いを大きく捉えていくところがよい。

    解説にも書いてあったが、これは一つの歴史の見方であり(原題も"A world history")、これを起点として各々の歴史観を持って議論が起こるようになってほしいというメッセージを感じる。

    ただし、係り受けが難しかったりロジックを読み解くのが困難なところが多々あり、読むのに時間がかかる。これが原書のせいなのか翻訳時の問題なのかわからないのだが、そこだけが残念。

  • 革新を模倣する形で取り入れ、その内容をその地域などが持つ伝統と融合することで、その地域固有の文明に昇華されていく。

    これに対し、うまく融合させられた文明は生き残り、そうでない場合は崩壊していくことを繰り返し歴史が紡がれてきているという理解。融合した結果、表面的にしか移植しないケースも発生(日本における民主主義など)。社会や経済を変えることができる、実績として変えた経験を持つ西欧諸国と、変えた結果の制度などを輸入した日本では、根っこの部分が違うことはわかり切った話だが、日本がこれからその激動を経ることは、またいつものように急激な変化として外圧的に何かが発生した時だけだろうな、とも感じる。

    また、近年の動きとしては地方部から都市部への人口の移動が大きなトピック。過去には見られなかった動きであり、更にそのうえで、都市部での出生率や役割の変化なども起きている。これが何を意味していたのか、予測の域は当然ながら出ることはなく、後世になって初めて意味が分かるだろう。

    このスケールで物事を考えるクセを持っておくと、小さいことは気にしなくなるかもしれない、という精神的な処方箋にもなる気がした(宇宙が同じ事例)。一方で、その小さな積み重ねが大きな流れになることも、合わせて感じ取ることができた。文章で「取り入れた・学んだ」などとあるが、そのミクロの世界は凄絶な面も多々あったと思う。ましてや何かの外圧にさらされ、失敗したら文明が滅んでしまうという状況であればなおさら。とにかく、この後に歴史の諸事情を勉強すれば、入りやすいのは間違いない

  • 下巻では、近代と中世の分岐点とされる1500年以降の世界の歴史が語られていきます。西欧からの大航海時代の幕開けで、欧州が歴史の展開で主要な役割を果たすようになります。また中南米から流入した銀によよる価格の高騰による貨幣経済の拡大が、人々の価値観に大きな影響を与え始めたこと、栄養価の高いジャガイモやトウモロコシの栽培による人口の増大など、現代社会につながる社会環境の大きな変化が起こり始めます。

    続いて1789年のフランス革命に始まる民主革命と、イギリスから始まる産業革命が、両輪として文明社会の発展を推進することとなったとマクニールは主張します。民主革命がメリトクラシーを促し、産業革命の恩恵としての時間的余裕から芸術、文化、技術革新が生まれる。こうして西欧文明が圧倒的地位をしめるようになる、と。

    一方で、民主主義において国民の総意がえられれば、国家は依然より大きな人的資源を、徴兵制を通じて、動員できるようになるとも指摘しています。これは、民主主義がともすると全体主義につながる危険性を孕んでいることを示しています。

    第二次世界大戦後に、数多くの国が民族自決主義のもと独立したこと。さらに、人口が爆発的に増加している事実。特に後者については、1850年からの100年間で世界人口は2倍、12億から25億人へ、そして2020年には77億人へと、この70年間で3倍へと膨れ上がっています。世界的な都市化の進展で、いずれは少子化を迎え世界人口が減少期に入るまでの間、環境への負荷を抑えつつ増え続ける人口を賄うための資源をどう効率よく使用していくのかが、喫緊の課題であることを改めて感じました。

  • 上巻に比べて、既知の内容が増えた分理解できるところも増えたけど、やっぱり難しいです。
    理由のひとつは、英語で書かれた物を日本語にしているということもあると思います。その中でも語順が違うということが大きいように思います。
    もし日本が過去のどこかで植民地化されていて、英語を母国語のように使えていたら。この本をもっと楽に読めたのかなと思ったりもします。

    上巻よりも、日本について書かれている部分が増えます。相変わらず例外の国です。
    ただ、幕末あたりからの日本についてのマクニールさんのお言葉には、目頭が熱くなりました。
    私も幕末は好きなんですが、こんなに世界を広く深く知っているマクニールさんにあのように語ってもらえると、本当にあの頃の日本人て立派だったんだなあと改めて思いました。

    自分も同じ日本人として恥ずかしくない生き方をしていきたいと思いました。

    この本はここで完結ですが、マクニールさんのエッセイが読めたらいいな。
    その後の世界のいろいろな出来事について語ってほしいです。

  • 二度の世界大戦を経て、西欧圏の経済的な地域統合の象徴であるEUから離脱という結果が出た先の英国の国民投票。この世界史の下巻は1500年から1999年、20世紀の終わりまでの概観なのですが、マクニール氏ならこの現状をどう見るのか、予測されたものなのかというところが読み終えて気になりました。
    世界各地で勃興していた文明が、大航海時代が幕を開ける西暦1500年を境に西ヨーロッパが今までの均衡を破り、強烈な勢いで世界中に広がって行きます。さらに時代は18世紀後半の産業革命と西欧諸国の政府と国民が広範囲に及ぶ国内の再組織化を経験した民主革命により、19世紀中にはその優位性が益々高まっていきます。
    近代から現代に至る過程は、評価が難しいだけに歴史の授業では、ちゃんと習った記憶がありません。教科書でも年代と出来事の羅列が殆どで、その流れや何故そうなったのか分からないままでしたが、この本を読むと目から鱗の如く理解できます。読み物のようにスラスラ読めるのが不思議ですが、筋が通って全体が見渡せるからなのかもしれません。
    現代に至る地域紛争は民族・部族・宗教的反目が複雑に入り組んでいる中での大国の武器の供与があることやイスラム教における政治と宗教の結びつきの強さ、法典と世界経済の発展の事実の矛盾が引き起こすものなど、なるほどと思い読みました。地球規模の市場経済の拡大が既存の社会のパターンを捻じ曲げて行く先には、栄えるものと苦しむものとに分かれ収入の不平等が増大するさまがあり、貧しい国々は富と生活の向上に人口増加が追いつかないとあり、今まさにその事で、世界中が逼迫した局面に追われています。民族や宗教的対立からの紛争や内戦は古今東西絶え間のないものですが、移民が難しくなった現代では、シリアからの難民問題のように深刻な影響が周辺の国々に及びます。日本のことも所々記述があり興味深く読みました。徳川幕府を倒した後の維新に関わった日本人の対応について、‥西欧の優越に対して日本人ほど強力に対抗することのできた国民は他にいなかった…と絶賛されています。それに比較してイスラムの帝国はことに無力だったことが書かれており、現代に至る対立の構図が見てとれます。日本のように単一の民族が占める国家は、支配層と一般民衆が同一の民族なので、西欧からの圧力に対して一致団結して抵抗できたという有利な面があります。しかし、異民族で成り立っている国は、支配者が民族感情に訴えて抵抗するという手段は「期待するほうが無理だった」とありますから、古来ゲルマン民族の大移動に象徴されるような異民族との軋轢が生み出すものの大きさや統一の難しさに気がつきます。
    過去の歴史から学ぶものは大きいのですが、マクニール氏が最後に述べているように、‥人間の計画的な行動により変化の道が広く開かれている未来には、すばらしい可能性とそれと同じくらいの恐ろしい破滅がひそんでいる、とあるのが現代を端的に物語っていて、地球の行く末が案じられるところなのでした

  • 歴史学者であるウィリアム・マクニールによる、深い考察に基づく世界史の解説書。あまり詳細になりすぎてもいないので、入門書としても良い。本書である(下)は、紀元後1500年から現代までの歴史を、【第3部】西欧の優勢(地理上の大発見とその世界的影響、【第4部】地球規模でのコスモポリタニズムのはじまり に分類し、各地域・文明毎に考察を試みている。
    (下)では日本に関する記述も増えたり、第二次世界大戦の記述もあり興味深いが、全体的に地政学的な考察があるとより面白いと思う。訳も自然で読みやすい。(上)よりもお勧めである。

  • 世界史は授業で習った程度の知識しかなく、著書を読んでみましたが、そもそも硬めの文章で睡魔との戦いでした。
    それでも宗教や戦争のところは面白かったですし、興味を持てる箇所がいくつかありました。
    外国人が書いている世界史なので、日本のことはほとんど触れていませんが、それが世界の一般的な世界素なんだなと思いました。
    当然ヨーロッパが中心なので、日本人が読むと、日本を無視しすぎじゃないと思ってしまうかもしれませんが、それほど世界に影響を与えていないという事実をグッと受け止めました。

  • 抽象度の高い歴史記述につき、個別に地域ごとの歴史の知識がないと読み下すのはなかなか難しい。島国である日本では、領土は時代によって範囲の増減はあっても、基本的に本州での政権の興亡を見ていけば良いのでまだましだと思う。ヨーロッパはそうはいかない。持ちつ持たれつの、宗教とか民族とか人種とか多面的に重層的に見ていかない限りは真の理解に近づけない。

    試験対策としては、割り切って覚えることだけに注力しなければならなかった。今は違う。覚えなければならないわけでもないし、勉強しなくても良い。個人的な興味、探究心の問題であり、覚えようとしなくても記憶に残るものは残るし、「最重要語句」でも忘れる時は忘れる。

    知りたいという欲望から発しているこの営みを続けていく中で、だから二度の大戦期は大まかな流れが掴めているので、読めた。逆に食指が働かなかったのが、アフリカ。まだ自分の中では未開である。

    遠い先の話にはなると思うが、再読したい。
    理解度のチェックリストと興味の指針になり得る。

  • 難しいし、学生向け。なぜなら、これだけ途方もない時間を有しているのが学生だけだからだ。

  • 上巻より下巻の方が、カバーしている範囲が広い。概観を語っているため、逆に細部の説明は少なくなっている。世界史の知識があるのが前提で、世界史自体の学びのためには少し不向きかも。

  • 歴史の大局観を一望できる大著だった。日本に情勢にも度々詳細な言及があり、世界史における日本の見方が新鮮だった。また、最終章の締めくくりの壮大さには驚かされた。知識の不足により読み進めるのに苦労したが、通読した甲斐があった。

  • さて、下巻では近世以降を取り扱います。

    個人的には、上巻対比だと今一つ印象に薄いかもという感想。

    ・・・
    上巻は、古代四大文明の連関や影響、呼応みたいな捉え方が、非常にロマンを感じさせるものでした。

    下巻の近世以降ですと、四大文明の連関ほど大がかりな説も見当たらず。

    とは言え、大局的な捉え方は健在。例えば、19世紀を語るに、ロシアのウラル地方やシベリアへの東進、あるいは北米植民の西進、あるいは南米への移民の増加を指摘。これらは、それまで1000年続いてきた貿易やそれに伴い航海の延長線上にあるものと喝破。

    こうしたものを『地球規模の世界主義(コスモポリタニズム)たる冒険』(P.207)と称します。

    おそらく今風に言うのならば、グローバリゼーションは21世紀の問題ではなく、貿易や航海に伴い、有史以来、人類が徐々に志向してきたもの、と換言出来るかもしれません。

    ・・・
    その他、アフリカの豊かな生態系の保全の理由を、風土病による人口増加抑制に結び付けるなど、その切り口は知的興奮を呼び覚ますのに十分な記述も散見されました。

    なお二つの世界大戦や戦後の記述は余り印象には残らなかったと思います。

    ・・・
    ということで、マクニールの世界史、下巻でした。
    上巻も通して楽しめました。

    一言でいえば、地球史、グローバリゼーションと文明、みたいな、地球規模の連関で歴史を説明する作品である、と思います。

    史実を丹念に記録する教科書的なものではありませんが、一歩踏み込んで世界史を勉強・理解したい方にはおすすめできる作品であると思います。

  • 上巻から数えると読み終えるのに10年ほどかかってしまった。

    大きな世界史の流れが掴める良書だとは思うが、「西欧の優越」といった表現が多く、やや西欧至高主義を感じた。

  • 下巻は大航海時代ネタからなので、某大航海ゲープレイヤーとしては興味深いところ。
    ポルトガル、序盤は優勢だったのにねぇ。
    コンキスタドール許すまじ。
    火器よりも恐ろしい天然痘。
    東南アジアでの宗教オセロ。
    オスマン帝国のいけいけドンドンがそういつまでも続くと思うなよ…!!
    フリードリヒ大王キター(p136)。
    アンシャン・レジーム(旧体制):フランス革命以前のブルボン朝、特に16~18世紀の絶対王政期のフランスの社会・政治体制。
    ようこそジャガイモ。
    武器の援助で代理戦争。今も昔も変わらない…。

    ヒンズー教のスルー力、強い。
    何が来たって新しいカーストが増えただけととらえて、さほど影響を受けない。
    日本の閉塞感(p193~)。
    開国は確かに打開のきっかけとなったけど、黒船で脅しに来たのは忘れない(p240)。
    秀吉もそうだったけど、そんなに中国進出したいもんなん…。男の夢なんか…?(p265)

    アフリカの河川はナイルとニジェール川以外は河口近くに滝が多い=奥地までの輸送手段になりづらい(p283)。
    グレート・ジンバブウェのWikipediaを見てたら、ローデシアの国名の由来がセシル・ローズと。お前かー!!
    なんかもう、発掘調査がずさんすぎて見てられない。
    門外漢が遺跡破壊とか、人種問題まで絡んできてそびえ立つクソかな?って。
    白人種がいない地域だって豊かな文明・文化は世界各地に見られるやろがい。
    はーヤダヤダ。

    しかし人間、歴史から学ばないな。
    何故冬にロシアに攻めちゃったの…ナポレオンの失敗から学ぼう??
    学ばないのは現在進行形でもそうだけども。

    自民族中心思想(エスノセントリズム、p295)
    パレスチナ問題(p366)タイムリー。
    でもこれだけじゃ表層をさらっと過ぎて。『パレスチナの民族浄化』あたりとか読むとよさげ?
    ペレストロイカ(改革)は覚えたけどグラスノスチ(情報公開)がいつまで経っても覚えられない。
    止まらない人口増加。火星移住はいつ実現するのやら?

  • 歴史、かなりおもしろいのでは…?読んだ端から忘れ去ってるからなかなか覚えられないけど
    大まかに知っておくと一つの国をピンポイントで見たい時にもこの時代周りはこんな事が起こってたな〜とか俯瞰して見られてとてもいい

  • 再読希望。
    勉強し直してもう一回読みます。

  • その時代の中心的な文明を解説し、その次にその周辺の地域の反応について解説する方式をとっているので、近現代は西欧米が中心になっている。

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著者プロフィール

増田義郎 ますだ よしお
1928年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学名誉教授。専門は文化人類学、イベリアおよびイベロアメリカ文化史。『大航海時代叢書』(全42巻 岩波書店)の刊行を推進。主な著書に『インカ帝国探検記』『黄金の世界史』『太平洋』など。訳書に講談社学術文庫『西太平洋の遠洋航海者』(B.マリノフスキ著)のほか、『ワルツへの招待』(ロザモンド・レーマン著)、『片隅の人生』(サマセット・モーム著)などがある。2016年没。


「2020年 『アステカとインカ 黄金帝国の滅亡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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