ホモ・ルーデンス (中公文庫プレミアム)

  • 中央公論新社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (531ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122066854

作品紹介・あらすじ

「人間は遊ぶ存在である」。人間のもろもろのはたらき、生活行為の本質は、人間存在の根源的な様態は何かとの問いに、二十世紀最大の文化史家が確信した結論がここにある。文化人類学と歴史学を綜合する雄大な構想で論証し、遊びの退廃の危機に立つ現代に冷徹な診断を下す記念碑的名著。

感想・レビュー・書評

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  • 遊びをせむとや生まれけむ。遊びは人間の専売特許ではないが、人間ほど遊びと関わる一生を送る動物はなく、突き詰めると人間の本質を理解する事に繋がるのではという気がする。本書は戦前の著作だけに、未開人といった言葉が出るなど、どこまで偏見から解放されているか危惧を感じたが、例えば日本語の「遊ぶ(び)」の意味まで網羅するなど、各民族や各分野を跨いだ造詣の深さは、さすがに碩学という感じがした。内容はあまり頭に刺さらなかったが、これは読み手の問題だろう。遊びは、時代がくだるに従って人間から離れてゆくが、決して消え去らない、という漠然としたイメージが残った。

  • 人間は遊ぶ存在である――人間のもろもろのはたらき、生活行為の本質は、人間存在の根源的な様態は何か、との問いに対するホイジンガの結論が本書にある。

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著者プロフィール

一八七二年、オランダに生まれる。一九〇五年、フローニンゲン大学教授。一九一五年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、一九一九年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。主な著書に『エラスムス』『朝の影のなかに』『ホモ・ルーデンス』など。一九四五年、死去。

「2019年 『ホモ・ルーデンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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