- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140056332
感想・レビュー・書評
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勝手な言いぶんになるが、本能寺の変のような自由にフィクションにしづらい題材は著者の持ち味が活かせない気がした。
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光秀はなぜ謀反を起こしたのか?
秀吉はなぜ早急に兵を向かわせられたのか?
家康はなぜ無事岡崎に帰れたのか?
なぜ本能寺の変は起きたのか!?
本能寺の変の陰で蠢く伊賀忍者の目的とは!? -
忍者ってそんなに強いかな
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本能寺の変について伊賀忍者を主軸にして描かれている。強引な部分もあるがこういう真相もありだと思わせるほど、緻密にストーリーが出来ている。ただ光秀が家康の歓待で腐った鯛を出して信長を怒らせる話が抜けていたのはワザとなのか疑問。
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本能寺の変の裏側を、信長の伊賀殺略からの伊賀忍者の遺恨、秀吉/黒田の後継を目指す知略、朝廷の危機感からの想いが一つの線で重なり合い協業で巧みに仕組まれ、明智光秀の信長暗殺はその罠にはまった仮説で綴られる。光秀の3日天下は哀れな扱いをされ逆に興味を持つ。伊賀の家康に仕える服部、信長に仕える藤林、朝廷に仕える百地の其々の関係も面白く読めた。
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本能寺の変という、日本史の戦国時代好きならば何かしらの推理なり説をもっているのかもしれない話題を忍者目線から描いたもの。設定そのものや真犯人(!)にはさしたる驚きはなかったものの、文章やストーリー展開の妙でグングン読ませてくれる小説。
設定自体に好みはあるかも知れないが、奇抜な発想でもないので、普通に歴史小説としても、忍者小説としても楽しめる。 -
いくつも書かれてきた、本能寺の変の謎。忍者を絡めた、ありがちなストーリーながら面白い。最後は強引なやっつけ仕事な感が否めないが、黒幕秀吉説はあの男ならやりかねないと思える部分が多いので安心して読める。
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類々とした屍から復讐を誓った文吾を軸に、信長を亡きものにする計画をそれぞれの思惑を含めながら描く。
らを窮地に追い込んだ織田信長の統一後の野望。
その辺りの新解釈がおもしろいと感じたが、いつもの丁寧な富樫倫太郎の作風よりは質が落ちると感じているのは、私だけではないだろう。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2973.html -
読めるけど、今ひとつ