スマート・ジャパンへの提言―日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ

制作 : NHK出版 
  • NHK出版
3.17
  • (2)
  • (6)
  • (11)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 104
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140817391

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「限界費用ゼロ社会」の著者による日本への提言。
    第3次産業革命はデジタル革命であり、インフラ革命。
    エネルギー戦略が肝。

  • 近い将来、モノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づく、と説いた『限界費用ゼロ社会』。このベストセラーの著者が、日本は何にどう取り組むべきか、メッセージを伝える。

    第1章 スマート・ジャパンへの提言
    第2章 日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ
    第3章 限界費用ゼロでビジネスはどう変わるか?―対談:此本臣吾(野村総合研究所代表取締役社長)
    第4章 第3次産業革命はなぜ地方から始まるのか?―対談:増田寛也(東京大学公共政策大学客員教授、野村総合研究所顧問)
    第5章 Q&A ミレニアル世代、リフキンに訊く

  • コミュニケーション、エネルギー、輸送/ロジスティクスの統合、IoT化プラットフォームによるスマート化、シェアリングエコノミーの展望を日本向けに議論した講演、対談集。
    気候変動への対処としての整理。インフラ変革を指摘。

    ◯日本はドイツの9倍の再生可能エネルギー資源を持つby エイモリー・B・ロヴィンス(ロッキーマウンテン研究所)※要確認

    ・次なる産業革命を支えるインフラ整備の重要性
    →エネルギー貯蔵技術とスマートメーター
    →世界クラスのICT、通信、消費家電、輸送/ロジスティクス、建設、先端製造企業の存在

    ・自動車1台がシェアされると15台が消える。将来は8割不要?

    ・スマートヨーロッパ:ユンケル基金による3カ所の実証試験(オー=ド=フランス地域圏、ロッテルダム=デン・ハーグ大都市圏、ルクセンブルク大公国)
    ・チャイナ・インターネット・プラス

    ・地政学から生物圏への発想転換≒東洋思想
    補)空き家(現在14%)の公用地、生物圏化?※How?

    ・セクターからコンピテンシー
    →ブロックチェーンによる各コンピテンシーの証券化

全15件中 11 - 15件を表示

著者プロフィール

文明評論家。経済動向財団代表。欧州委員会、メルケル独首相をはじめ、世界各国の首脳・政府高官のアドバイザーを務めるほか、TIRコンサルティング・グループ代表として協働型コモンズのためのIoTインフラ造りに寄与する。ペンシルヴェニア大学ウォートンスクールの経営幹部教育プログラムの上級講師。『エントロピーの法則』(祥伝社)、『水素エコノミー』『ヨーロピアン・ドリーム』『限界費用ゼロ社会』(以上NHK出版)、『エイジ・オブ・アクセス』(集英社)、『第三次産業革命』(インターシフト)などの著書が世界的ベストセラーとなる。『ヨーロピアン・ドリーム(The European Dream)』はCorine International Book Prize受賞。広い視野と鋭い洞察力で経済・社会を分析し、未来構想を提示する手腕は世界中から高い評価を得る。

「2020年 『グローバル・グリーン・ニューディール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジェレミー・リフキンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×