- Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150107789
作品紹介・あらすじ
アップル・グリーンに輝く流線形の車体に高性能の陽電子頭脳を搭載した完全自動制御の夢の車、それが"サリー"だ。ところが、そのサリーを盗みだそうとする、とんでもない男が現われた!-表題作はじめ偉大な科学者ジョーンズ博士が発明した惚れ薬が巻き起こす、若い恋人たちの悲喜劇をユーモラスに描く「当世風の魔法使い」見るからに醜悪な異星人に襲われる美女という、パルプ雑誌でおなじみのパターンを逆手にとって、アシモフ流にアレンジした「この愛と呼ばれるものはなにか」など、巨匠がさまざまな技法を駆使して紡ぎだすヴァラエティ豊かな傑作短篇15篇を収録。
感想・レビュー・書評
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アシモフの優しき良心に溢れた短編集
表紙 6点木嶋 俊
展開 6点1969年著作
文章 8点
内容 670点
合計 690点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
取り敢えずプレイボーイはアシモフに謝ろう。なんか関わってる二作の前書きが面白すぎて笑ってしまった。
合間合間のアシモフの語りが本当に好き。一つ一つの物語に思い出があるんだなあと思うと読んでいるときの味わいが変わってくる。正直あんまり響かないなーって話もあるんだけど、アシモフの前書きがあるからそういうのも楽しめるという具合だった。
「こんなにいい日なんだから」が好き。 -
さすがアシモフ
原題は NIGHTFALL TWO。つまり「夜来たる」が分冊された後半部分だ。
それぞれの短編にはアシモフ自身のコメントがある。これが絶品。
加えて訳者に役者がそろっている。山岸真、山高昭、深町眞理子 etc。
それにしてもアシモフは自信家だ。SF界のモーツァルトだね。もちろん -
ユーモア系SF集。
ただしあまりぱっとはしない作品も
あります。
面白いのは「つまみAを穴Bにさしこむこと」ですね。
これは、短いです。
でも、最後に見事にずっこけさせてくれます。
きっとこういうことでしょう。「あちゃー。」と。
あとはその光景の前に
運が悪いことがおきる作品や、
よく考えるとありゃ、と思えるものや。
SFとはなっていますが、
要素的だけなので、普通に読めるはずです。 -
相変わらず面白い。
短編集です。それぞれのタイトルも素敵。