マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-9)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 108
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310158

感想・レビュー・書評

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  • ポーカーとかが全然わからないので
    ギャンブルのところの描写はよくわからなかったけど
    緊張感がすごく感じられた!

  • 完全版の中巻。サイバーパンク3:カジノ7。

    中盤以降カジノ小説と化すのだが、これがすごく面白い。心理戦や各種ゲームにおける戦略の描写はかなりの説得力があり、間違いなく著者の冲方氏はカジノ(ギャンブル)への造詣が深いことが分かる。

    作中のカジノ参加者と同じく、読んでいて自分も熱中してしまった。必見。

  • これだらだら読むものじゃなかった笑
    てかカジノいいとこで終わっちゃったー
    今日買ってくる!
    ベル・ウィング素敵。

  • ホビロン! ホビロン!

  • (2011/11/02購入)(2011/11/5読了)

    第2作目。

  • ネットは広大だわ、というセリフを思い出した

  • 前巻「マルドゥックスクランブル~圧縮」とは打って変わって、落ち着いた話が続きます。

    落ち着きすぎとも感じたり、少し冗長な感じもしますが、結末に向けて着々とコマが進んでいるので、退屈することなく読み終えられました。

    いよいよクライマックスに向けての助走が始まりました。
    登場人物達に、どのような結末が待っているのか、期待して次巻~排気も読みたいと思います。

  • ボイルドの追撃から辛くものがれたバロットたちは、傷の治療のために嘗てドクターが研究を行っていた『楽園』へと身を寄せる。その施設とそこに住まう人々は「完結した個体」として機能し、この世のあらゆる苦難から解き放た存在だ。

    しかし、一見幸せそうな彼らは過保護なまでに守れらており、それがどんなに高尚な価値観と技術に基づいていようとも所詮は「殻」に引きこもっているのと同義なのであった。

    ボイルドのさらなる追撃を逃れつつ、バロットたちはカジノへと向かう。与えられた未来を待つのではなく、自分自身の選択によって未来を引き寄せるために。そして彼女は徐々に自身の才能を開花させていく。

    緊迫のカジノ篇!!

  • 何これ急に面白くなった。アクション描写よりもこういった駆け引きの描写が上手く感じる。主人公が本当の強さを手に入れ始める。物語はここから動き出すと言ってもいいだろう。文字通り「燃焼」が始まった巻。

  • 2011/7/5読了。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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