マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 1350
レビュー : 96
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310158

感想・レビュー・書評

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  • 楽園での出来事と、その後に続くカジノでの勝負。
    静と動の対比、とでも言えばいいかな?
    楽園内が静に見せかけて動だったり、カジノでの勝負も動きがあるように見せて静かな頭脳戦で、でも痺れるような戦いで。
    ギャンブルに対して造形があるわけではないけれど、その展開に興奮させられる。

  • 1stより好きな展開。

    楽園でのフェイスマンとボイルドのやりとりが読み応えがあった。まあそこだけいきなり押井守テイストだったけれど、やっぱりここがこの小説のテーマであろうし。このあたりからボイルドのキャラクターとしての引力が強くなってくる。

  • 感想は3作目にて。

  • 楽園での問答はかなり私好みでよかった。

  • 一巻の時点で既に「(ほぼ)最強」となったパロットをどう見せるのかと思っていたけど、まさかカジノが出てくるとは。

    その新しい戦場では、指は撃鉄ではなくスロットのボタンに。銃弾の代わりに飛び交うはルーレットの球。しかしその手には変わらずウフコックがいて(あんまり上手くない)。名コンビだなぁ。

    もっとも銃撃戦でも心理戦(?)でも最強は最強なんだけどね。

  • とても面白かった。一巻とは違い、戦闘シーンよりもバロットとウフコックやドクターとの繋がりという再生のシーンに重きを置いている印象。
    カジノでの心理戦のシーンは最高。とてもよく考えられているし、勢いがある。ディーラーのベル・エポックという老婦人が、多くのの描写があるわけでもないのに、非常に魅力的な人間として書かれていて印象的。
    ひたすら戦闘ではなく、緻密なカジノシーンに多くが割かれている所が、この物語のすごい所なのだろう。

  • 疾風は音色となり、物理世界から解き放たれる。

    (以下抜粋)
    ○人間のくせに、そんな狭い概念に囚われてちゃ駄目だぜ。(P.45)

  • 「マリッジブルーって知ってるか、ウフコック?」「俺がそれだと?」「我ながらうまい喩えだ」「解決方法は?」「ただ待つのさ。そのときが来るまで」「難しい」「人類始まって以来の難問だからな。まあ、がんばれよ」

  • 性的なグロを性と離れた扱いで描けば、表現方法に繋がるってな思考回路はなんつか安っぽいべさ。

  • ゲームの話になってきた。
    カジノにも、人生観はあるのか⁇

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著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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