マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-9)
- 早川書房 (2010年10月8日発売)
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感想 : 108件
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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150310158
感想・レビュー・書評
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敗北を味わいながらそれでも前進する主人公。
後半からはシリアルキラーの背後の陰謀を暴くために証拠があるカジノへ乗り込み、ディーラーとの心理戦が面白い。 -
カジノのシーンに夢中になった。
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己の身体一つしか持たない被虐者から、チカラの行使者へ。
過去に捕われ復讐者となるか、過去を乗り越え救世主となるか、楽園という名の鳥籠で世捨て人となるのか。
斯くしてバロットは選択し、『天国への階段』に挑むべくカジノへ向かう。
スリリングなカジノ編が始まります。 -
☆☆☆☆★
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面白かった。続きがどんどん読みたくなる。
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楽園での出来事と、その後に続くカジノでの勝負。
静と動の対比、とでも言えばいいかな?
楽園内が静に見せかけて動だったり、カジノでの勝負も動きがあるように見せて静かな頭脳戦で、でも痺れるような戦いで。
ギャンブルに対して造形があるわけではないけれど、その展開に興奮させられる。