マルドゥック・フラグメンツ (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-11)
- 早川書房 (2011年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150310318
感想・レビュー・書評
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やっと、読み終えたー。
やはり、マルドゥックはおもしろい。
そして、次への布石。気になるではないか・・・!
待ち遠しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集と予告編。
ウフコックが愛らしい。
『マルドゥック・スクランブル』は旧版しか持っていないのだが、収録の特別対談をみて、新版も買わないといけないんだな…と実感。 -
著者本人が作ったムック本というか、同人誌的な本だなという印象。重奏的に過去のエピソードが散らばった短編の書き方にしても、ファンにはたまらん感じです。
「ヴェロシティ」以来、ちょっと距離のあったわたし的には少々乗り切れず、買ってから2ヶ月もかかってぽつぽつ読みすすめて、やっと読了。
「アノニマス」が出る前に、「スクランブル」の新装版を読んでおかないといけないようだということは、わかりました。 -
マルドゥック・シリーズの短編集。
「スクランブル」と「ヴぇロシティ」のサイドストーリーだけかと思いきや、
沖方丁のロングインタビュー、「スクランブル」の初期稿や次作「アノニマス」の予告編まで収められてて、
とても充実した一冊だった。
特に面白かったのはボイルドとウフコックのコンビを描いた短編2本かな。
「ヴぇロシティ」では過酷な目に遭ってばかりの一人と一匹だけど、
この短編みたいに「普通」の事件も解決してたんだなーと思うと、自分の中で作品世界が広がる。
「アノニマス」の予告編を読む限りだとサイバーパンク版甲賀忍法帖に拍車がかかってるけど、
どうなることかと今から楽しみw -
6月16日読了。「Preface of マルドゥック・アノニマス」シリーズ第3作の予告篇がよかった。
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久しぶりだよ、万能鼠型道具ウフコック。
ポケットついてる猫型ロボと機能は似てるけど、対局の存在です。(拗ねて道具出さない時もあるのは似てるか)
これまでの6作の隙間を埋めていく短編集。
ウフコックの悩みっぷりが前面にでてるなぁ。
でも、ボイルドもバロットも、
やっぱり格好良いわ。