- Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151704017
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古書業界を舞台に古書好きの主人公ジェーンウェイが、古書の掘り出し屋が殺害された事件の真相を追うお話です。
古書業界が舞台になっているだけに、あちこちに古書に関する蘊蓄がちりばめられていて、本好きにはたまらない内容です。
作品の雰囲気はハードボイルド風ですが、謎解きの部分も最後まで真相がわからず楽しめました。 -
誰もが最初抱いたであろうあの希
読書家が目的を見失えば... -
古本掘り出し屋ボビーが何者かに殺され、古書に関して博覧強記を誇る刑事クリフは捜査を開始する。
貧乏だったボビーの蔵書に莫大な価値がある本が見つかり・・・
苦手な海外文学だけど、以前読んだ大崎梢さんの「平台がおまちかね」で出てきたので気になってた作品。そこで紹介されてたのは2作目だったけど、いちおう1作目から読んだほうがいいかな~って思ってこちらを借りてきました。
最初は全然読み進められなかったけど、2部から目が離せなくなった。
二転三転する展開が面白かった。
ただ、作中に出てくる海外文学や地名や習慣がさっぱりわからなかった・・・
知ってるほうが楽しめるんだろうなぁ・・・(+o+) -
翻訳物は、登場人物の名前が覚えられなくて、苦手です。
海外の古本事情のことはよくわかりませんが、面白かったです。 -
大崎梢さんの『平台がおまちかね』より
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最高!!って訳ではないけど、かなり良かったと思う。
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「古書店主クリフ」シリーズの1作目です。
ただし、第1部でクリフはまず刑事として登場します。
古本の掘出し屋が殺されるという事件で幕を開けるのですが、
クリフにはこの事件とは別に2年程前からの宿敵がいます。
なかなか確実に逮捕できず、
お互いに目の敵と認識しているこの相手との確執があって、
どんどんハードボイルドな方向に展開していくのでハラハラしました。
そんなこんなで、すっぱり警察を退職し、
第2部では古書店主として再出発と相成る訳ですが。
読み始めた当初は、
クリフに刑事としての順法精神がまだ効いていて、
事件の謎に集中できていた気がするのですが、
古書店主として事件を追うようになってからは何でも有りで、
ハードボイルドな展開に振り回された感があります。
謎解きミステリーかハードボイルドか。
厳密な言葉の定義は知りませんが、
何と言うか、私個人の中ではジャンル的に分類出来ず、
未消化な感じが残りました。
事件の謎については納得できたし意外性もあって面白かったです。