Comic S 早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー〔SF篇〕
- 早川書房 (2016年1月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152095923
感想・レビュー・書評
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2023.4.13市立図書館
半世紀前の巨匠の作から現代の作家の描き下ろしまで。手塚治虫や松本零士、萩尾望都はやっぱりすごい。今井哲也「おじいちゃんの書斎/宇宙」が好きだな。
<レジェンド篇>
手塚治虫「熟れた星」(1971)
松本零士「衛星2連独房」(1972)
石森章太郎「7P② H・G・ウエルズに」(1969)
永井豪「キャプテンパースト」(1970)
萩尾望都「ラーギニー」(1980)
ふくやまけいこ「ドロシー」(1984)
<マスターピース篇> 基本的に掌編
吾妻ひでお「水人」
とり・みき「SF小僧の幽霊 THE GHOST OF SF KID」
横山えいじ「並行ウォーズ」
今井哲也「おじいちゃんの書斎/宇宙」
ツナミノユウ「眼鏡を買いに」
つばな「不登校」
西島大介(原案:北野勇作)「ミスターどーなつ」(2002)
吉富昭仁「魔法少女タイムちゃん その1 お姉ちゃんは階段を落ちる夢を見るのか」
宮崎夏次系「と、ある日の僕のひも」
COCO「俺の夢の妹 Sister of My Dreams」
*発表年のないものは描き下ろし詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
16名の漫画家の短編SF集。前半の作品は面白かったが、後半はよくわからないのもあった。また漫画と一口に言っても書き込み等表現方法が全然違っていることがよくわかる。
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宮崎夏次系「と、ある日の僕のひも」、吾妻ひでお「水人」、ほか収録
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それぞれに癖があって面白いのと、漫画の良さが分かる。SFは良いな。
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『Comic S 早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー〔SF篇〕』を読了。 前々から気になってたアンソロジー。 手塚治虫氏の「熟れた星」、松本零士氏の「衛星2連独房」、ふくやまけいこさんの「ドロシー」、つばなさんの「不登校」が良かったかな。
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ミステリ編に続いてこちらも。(どうやらこちらが先らしいけど)
ミステリ編以上に顔ぶれがゴーカ。
内容も、サイエンス「フィクション」であり「ファンタジー」であり…。
科学的でありつつ叙情的で、「SFだなぁ」と感じられる作品群でした。 -
cocoさんのカバー、描き下ろしの「俺の夢の妹 Sister of My Dreams」が目当てで。楽しめました。
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早川書房70年分のアンソロジーと銘打っておきながら、収録された「SFコミック」はどれもこれも何故これを選んだのか首をかしげる微妙な作品ばかり。アンソロジーの意図が分からない。有名作家の超マイナー作品と、新人作家の無名作品ばかりで、まったく面白くない。さらに、なんの解説もなくて不親切極まりない。おまけにページ数のわりに値段が高すぎ。編集者の意図が不明のひどすぎるシロモノ。