あめふらし

著者 :
  • 文藝春秋
3.56
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本棚登録 : 830
感想 : 151
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163249407

感想・レビュー・書評

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  • 読み終えた後も先がぼんやりとしか見えないような感覚が好きです。

  • 頭ではなく感覚で読むのが長野作品。結構起転の面白い話ばかりでタイトルと文章のつながりに、ああ、なるほどなぁと思わされる短編集。よろずとも連結してるのでそっちもあわせて読了が良しだと思います。

  • 現実と夢といったりきたりするような妖しいお話。

  • 5/29

  • ウヅマキ商会を営む橘河にタマシイを拾われた岬。「きみが生きているのは、おれがタマシイを掴まえているから。しばらくおれのところで働いてもらう」 しかし、仕事の背後に怪しい気配が…。極上の和風幻想譚。

  • 淡々と進んで行く。何だか雰囲気がxxxHOLICみたいだなと思った。
    最初の話がもし漫画だったら、確実にビブ○スとかBE-B○Yとかに載ってそうな感じ笑。
    長野まゆみの小説は、ことごとく萌えと美しい文学を兼ね備えた作品。笑
    これは小品を集めた感じなのですが、
    もうほんとに、素晴らしい、文章が言葉が構成が。
    なのに、かなっらず男×男はどこかに出てくるというね笑

  • 感想編集中

  • 久しぶりに「いいなぁ!」と思えた長野作品。文体の美しいことはもちろん、登場人物の美しさ、彼らの関係の美しさ、シーンの美しさ・・・(人によってはこれを美しいとは言わないのかも知れませんが)何処をどう切っても「美しい」の一言に限る。そんな作品だと思いました。

  • 長野まゆみさんの使う日本語って何でこんなに綺麗なんだろう。

  • 二話までは軽く気持ち悪かったけど、徐々に話に飲み込まれてしまいました。
    まるで無声映画のような世界でした

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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