四とそれ以上の国

  • 文藝春秋
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163277004

感想・レビュー・書評

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  • 文藝(2009春)のレビューされていた本より

    群像2009年2月号書評より

    新潮2009年2月号書評より

  • 途中で挫折。

  • 物凄く感覚的な短編集で、ついていくのにめまいがする。同調がうまくいくと、文章の連なりから抜けられない呪縛を感じる。気がそれると、読むのが困難になる。誰かの夢を俯瞰して見ているような、もどかしさ。「渦」が好きだった。四国にまつわる物語。もしくは、それ以上の世界、宇宙の話かもしれない。

  • 2009.5
    四国がモチーフ。
    不思議すぎて、ついてけませんでした。

  • <table style=\"width:75%;border:0;\" border=\"0\"><tr><td style=\"border:none;\" valign=\"top\" align=\"center\"><a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163277005/yorimichikan-22/ref=nosim/\" target=\"_blank\"><img src=\"http://ecx.images-amazon.com/images/I/51EGfQrXFBL._SL160_.jpg\" alt=\"四とそれ以上の国\" border=\"0\"></a></td><td style=\"padding:0 0.4em;border:0;\" valign=\"top\"><a href=\"http://blog.fc2.com/goods/4163277005/yorimichikan-22\" target=\"_blank\">四とそれ以上の国</a><br />(2008/11)<br />いしい しんじ<br /><br /><a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163277005/yorimichikan-22/ref=nosim/\" target=\"_blank\">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>四国・阿波、ある夜、「藍」が逃げ出した。人間でいえば十六、七…。心の奥底に秘められた言葉、記憶、すべてを解き放つ、「それ以上」の物語。</strong></p></blockquote>
    「塩」 「峠」 「道」 「渦」 「藍」

    地名や風物は現実の四国そのものなのだが、描かれているのは、現実を越えてあふれ流れ出す心象風景さながらである。
    自由に形を変え――ときには形さえもなく――四国のさまざまな土地とそこに根づく暮らしの上を奥を漂い突き進むようにも見える。

  • わーわけがわからないー。あれこれ筋立てを考えたり読み解こうとするより、一杯やりながらうだうだ流し読みするのがいいような気がします。
    四とそれ以上の国ってなんだ、とちょっと考えてしまった自分は勘が悪い。←一本目の途中でわかりました。

  • 読み進めるのが辛かったです。でも短編集なのでなんとか頑張れました。野球好きのわたしとしては「渦」がお気に入り。四国に行ってみたい。

  • 四国を舞台に繰り広げられる五つの物語。
    脈略のない混沌。。。。。懐かしいような、悲しいような、怖ろしいような。。。。。
    このいしいワールドに、あなたはどこまで順応できるでしょうか?
    いったん物語りに入り込んでしまえば、ズブズブと深みにはまって、現実世界へ戻って来られないかもぉ。

  • 全然わからなかった。
    「道」もよくわからなかったけど一番好きだった。

  • 塩・峠・道・渦・藍の5つの短編集。舞台はすべて四国で、渦だけ須磨が入ってきます。神話的なファンタジックなストーリーなのですが、風邪気味朦朧とした頭で読んだので、なにがなんやらさっぱり分からずじまいでした(汗)。今度頭がしっかりしているときにまた再読したいと思いますが、「塩」という話が一番好きでした。峠は松山が出てくるので親近感が沸いてきました。四国在住の身としてはやっぱり再読必至ですな。

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著者プロフィール

いしい しんじ:作家。1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲二文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。そのほか『トリツカレ男』『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『海と山のピアノ』『げんじものがたり』など著書多数。趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2024年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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