小さな異邦人

著者 :
  • 文藝春秋
3.18
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本棚登録 : 413
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900308

感想・レビュー・書評

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  • ☆うまいな。

  • ミステリー短編小説集。中にはミステリーというより(異常)心理ドラマのようなものもある。作者は2013年に亡くなっているのだ。もう新しい作品は読めない。

  • この短編集「白雨」以外、印象に残る話がなかった。 連城さんの作品らしく、ひとひねりもふたひねりもあったけど。ひぬりをきかせすぎて現実離れしてしまう感じ。

  • 短編集。

    うーん、正直あまり面白くなかった。
    え?どういうこと?と思っているうちに
    話が終わっていることが多かった。
    ミステリーなのかなぁ…。
    これが連城三紀彦ワールド、というものなのだろうか…。

  • 2017.1.14-4
    表作他全8編

  • 少しくせのある?大人のダークな恋愛もの…。しかもミステリ仕立て。短編。
    不思議な感じで、読むのに時間がかかった。

  • 短編集

     どれも軽く読めるのだが、表題作以外は大人の男と女のお話が多くて、私には嫉妬心というか非日常感満載なんだな。そんな良い関係なってみたいものだってことかな、私的には。

  • はじめて連城三紀彦の作品を読ませてもらいましたが、ちょっと私には作風にはなじめない気がしました。この本は8つの短編集ですが、出だしからなんか暗い作品だったような気がしましす。続けていくと「冬薔薇」あたりからすごく幻想的な表現ばかりでてきて・・・あまり内容が伝わらない感じでしたね。ただ、最後のこの本のタイトル「小さな異邦人」だけは明るく表現されていて、中学生の妊娠とう話を最後まで誘拐という話にまとめ上げていたのはうまいと思いました。

  • 他の方の湿度が高い小説、という表現がしっくりきた

  • 恋愛とミステリを絡めるのが本当にうまい。
    「蘭が枯れるまで」がちょっとよく理解できないのは、恋愛人生経験が不足!?
    「小さな異邦人」に出てくる一家(というか子供たち)が微笑ましいけど、これでいろいろ話作れそうだよね。

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著者プロフィール

連城三紀彦
一九四八年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。七八年に『変調二人羽織』で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。八一年『戻り川心中』で日本推理作家協会賞、八四年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。九六年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。二〇一三年十月死去。一四年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

「2022年 『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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