- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163913773
感想・レビュー・書評
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YAも書くのか・・・と読み始めた
読みたくなくて
進みたくなくて
いきなり進んでホッとしたら
ふ~~ん、そうなる?
誰も幸せじゃない!!
なんかなあーーー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幸せにはなれないけど、罪は発覚しなかった。嫌いだった田舎に縛られることになっても。ルメートルは出たら読んでいる。
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九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1383350 -
"歌い方を覚えた人間が歌わずにいられないように、書くことを覚えた人間は小説を書かざるを得ない"という言葉を思い出した。
ノンフィクションが過去にあった事実を元に作られるなら、フィクションは過去にあり得た事実を元に作られる。
優れた小説家は、嘘や大ボラの虚構の世界で、登場人物を幸福の絶頂にも、絶望のどん底にも叩き込めるし、読者の反応も思いのままだ。
主人公は三日間の出来事によって、自らの頭上にダモクレスの剣を吊るされるという究極のジレンマに立たされる。
付きまとう不安は読んでる我々に感染し、行き場のなさを体験する。
著者の頭には、心温まる読後感やフィクションの世界であっても最後には正義がなされる、天網恢恢疎にして漏らさずの予定調和の実現など、元より念頭にない。
ひたすらシニカルで、読んでる最中にリアルだと感じてもらえれば、荒唐無稽でも、虚実入り交じり、どんどん話をねじ曲げ、ありえない状況を作り出す。
罪が露見すると怯えるアントワーヌの狂乱にも似た焦燥ぶりも読み応えがあるが、彼以外に口をつぐむ3人の登場人物の視点から物語を組み立ててみると面白い。
マドモアゼルのパートが持つ意味が汲み取れなかったが、本当に巧いなぁと感心した。 -
最後にきたか。
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淡々としてるけど、情け容赦なく裁いてるよな。