はじめての

  • 水鈴社
3.65
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784164010044

感想・レビュー・書評

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  • 誰もが一度は読んだことのある4人の作者による短編アンソロジー。それぞれの「はじめて」がつまっていた。
    甘酸っぱいものから壮大なものまで様々あり、それぞれの世界観に触れられたので、面白く楽しむことができた。

  • 図書館本。
    初めて〇〇した話。の短編集。『はじめての』の表題通り読みやすく読書のとっかかりになりそうな作品ばかり。島本理生と辻村深月の作品が読みたくて借りてきたけど、結果宮部みゆきのパラレルワールドな作品が1番印象に残った。

  • 4作品とも面白かったが、「ユーレイ」と「ヒカリノタネ」が特に心揺さぶられました。自分おっさんでも心はピュアなんだって自覚しましたV^ω^V

  • 直木賞作家4人とYOASOBIのコラボレーション小説。
    島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都。
    豪華すぎて目眩しない?大丈夫?こんな豪華で。

    お話としては森絵都さんのお話が1番好き。

    正直音楽にはあまり興味がなかったんだけど、
    読んでから「ミスター」を聞いてびっくりしてしまった。これは感想がひっくり返る。
    物語を、世界観を音楽に取り込むYOASOBIさん、これはお見事すぎる。読んでから聞いた方がいいとおもう。順番は小説がさき。
    現時点ではミスターしか発表されてないのかな?
    楽しみだなあ、聞くの。

  • 紙の書籍にて。
    YOASOBIとのコラボ企画というのはおもしろい。
    直木賞作家作品が4つも読めるのもうれしい。
    「はじめての」というわりに、はじめて感のないお話もあった。
    YOASOBIの楽曲が楽しみ。

  • 4つの短編集となっており
    それぞれ『はじめて』をテーマにしているが
    あまりそこは気にせずみるといいかもしれない。

    ジャンルは様々だが基本的には難しい表現もなく読みやすい。YOASOBIとコラボすることも含めて曲をきくのも楽しめる要素ではある

  • YOASOBIが出ていた音楽番組で本書のことを知り、さっそく読んでみました。
    久しぶりのアンソロジーは何と豪華な作家陣でしょう!

    「はじめて」がテーマでありながら、SFっぽい要素もあり、それぞれ世界観がしっかりしていました。
    辻村深月さんの作品は比較的短いながらもしっかり引き込まれました!

    これらの物語とYOASOBIの楽曲がどんな風に融合しているのか楽しみです♪

  • 友達に教えてもらうまでこの小説のことを全く知らなくて、YOASOBIの曲を先に聴き込んでたので、話が繋がって面白かった!曲の雰囲気までも話にぴったりでぜひ聴いてほしいです。

    好きな話は「私だけの所有者」でした!
    これが好きな人は、山田悠介さんの「僕はロボットごしの君に恋をする」も似たようなテーマなので、ぜひ手に取ってみてほしいです。

    読んだ時点では宮部みゆきさんの曲がまだで、曲にするには難しい気がするからどうなるか楽しみです。

  •  簡潔に言うと、とっても面白かったです!辻村さん目当てでこの本を読んだんですけど、(辻村さんの作品を漫画で読んでるやつが言うな)さすがだなぁと思いました。他の作品も面白かったのですが、私には難しくて理解することが出来ず、このような評価になりました、、辻村さんの作品は難しさがなく、情景が想像しやすくて、良かったです。ヒカリノタネ(森絵都さん)と、ユーレイ(辻村深月さん)はわりかし考えなくても読めたかなと思います!
     YOASOBIさんの方の曲もお聞きしたんですけど、その小説からの考察だったり、作詞に入れている言葉だったりが、小説をまるまる写しただけに感じたのでそれも含めの評価です。それでも曲のメロディーは本当に凄かったです。この本を見て、曲も聴いてほしいです、、

  • 『はじめての』のタイトルだったので、どんなはじめての話が展開されていくのかワクワク読みました。どれも想像を超えた話でした。作家さんてすごい!

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著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。18年『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞。その他の著書に『ナラタージュ』『アンダスタンド・メイビー』『七緒のために』『よだかの片想い』『2020年の恋人たち』『星のように離れて雨のように散った』など多数。

「2022年 『夜はおしまい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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