- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166608140
感想・レビュー・書評
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読んでおいて損はない
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宗教について、様々な著名人とのインタビューを通じてまとめてある。
日本人の無宗教は、仏教の無
日常に馴染んでいるだけ。
そう考えると、私たちは一体何を信じて、何を拠り所にして日々を生きているんだろう。
なんだか不思議な気持ちになるなあ。 -
池上彰が三大宗教から現代の葬式仏教まで色んな角度から宗教を分析した一冊。
後半は各宗教家や思想家との対談なので、割とさらっと読めた。 -
いつもは解説「する」立場の池上お父さんが、知識人との対談で、宗教にまつわるアレコレを解説「してもらう」本。昔、なにかの本で、「日本の宗教は、様々な宗教が交じり合った万華教"である」と書いてあるのを見たのだが、この本で、その「万華教」の正体が少しつかめたような。色んな宗教を取り込めるのは、日本人が従来持っていたおおらかさの表れで。それ事態が個性的な宗教観であると。日本人の宗教観の特異さを改めて認識できて面白かった。初見殺しの用語が出てきたら注釈でサポート。さらに、対談相手の先生が込み入った話をしたら、池上お父さんが「つまりこうですね」ざっくりまとめて返すなど、宗教初心者にもスンナリ入っていける優しい作りになっているのが良いですネ。"
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「無縁社会」
「愛とは悲しみを知ること」
「『救済の日』をひたすら待つことが至福である」 -
池上さんの宗教ついて考える機会となった体験や、主立った宗教の関係者へのインタビューで構成される。日本人は無宗教ではなく、宗教観が異なっているだけで、宗教は生活に根付いているという視点は、おもしろい。
正直、題名はかなり誇張しているが、例によって非常に分かりやすく、宗教に関して考えるきっかけになる。 -
分かりやすかった。
無宗教のブッダィストでよかった。 -
【日本人は、無宗教じゃない。】
いろんなイベントが混在するけれど、
行動には、秩序があって。
神道という懐の深い思想にいろんなものが混ざって混ざって…
無関心に見えて、実は意識しないでいても根付いていることが腑に落ちた本でした。
池上さんが読者のかわりに質問してくださる形式が、とても分かりやすくて良かったです。 -
宗教は麻薬
宗教にすがると現世を諦め来世に期待する
と、今現在を変えようという気が起きない
ソ連や中国は、宗教を否定していたのか! -
日本人の宗教観と生死観、仏教、神道、キリスト教、イスラム教、についてさらっと学ぶことができた。入門書として非常にわかりやすい。