感染症の日本史 (文春新書 1279)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166612796

感想・レビュー・書評

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  • 新型コロナウイルスが大流行している今を生きる自分たちは、「あと何ヶ月でワクチンができ、収束するのだろうか」や「今週は三連休だったので2週間後には感染者が増えているだろう」など、未来のことについて目を向けがちだ。しかし、未来を考えてもなるようにしかならない。そんな時は、歴史的にどんな感染症が流行り、そして自分たちの祖先たちはどのように乗り越えてきたのか、について知ることが大切だと思う。そんな私たちに、たくさんの感染症の前例、それに対する良い対策と悪い対策、などたくさんのことを教えてくれる一冊。さほど文量も多くなく読みやすかった。

  • スペイン風邪のことは新型コロナが出てくるまでは、聞いたことがある程度だった。
    ずっと100年前はどう対処してたのか興味があったので、拝読した。

    昭和天皇も罹ってらしたとは知らなかった。
    先人に学ぶことは沢山あるな……と。
    そして徹底して文字の人であった永井荷風もすごい。寝込んでいても一行でも日記書くんだ……。

  • 内容が地味すぎて、ちょっと期待はずれだった。

  • 【生命、安全に直結する歴史の教えとは?】人類史上、最大の脅威はつねに感染症だった。史料から貴重な教訓を発掘、未来に活かす歴史的思考法を示す。

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著者プロフィール

磯田道史
1970年、岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。茨城大学准教授、静岡文化芸術大学教授などを経て、2016年4月より国際日本文化研究センター准教授。『武士の家計簿』(新潮新書、新潮ドキュメント賞受賞)、『無私の日本人』(文春文庫)、『天災から日本史を読みなおす』(中公新書、日本エッセイストクラブ賞受賞)など著書多数。

「2022年 『日本史を暴く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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