ウォッチャーズ 上 (文春文庫 ク 5-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167136130

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  • 今度、街でレトリバーと目が合ったら話しかけてみようかな、なんて。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    森で拾ったその犬には、なにか知性のようなものが、意志に似たものが感じられた。孤独な中年男のトラヴィスは犬に〈アインシュタイン〉と名を与え、半信半疑の対話を試みる。徐々にわかってくる信じがたい事実。それにしても、犬は何を警戒しているのだろう。繁みの陰に、暗闇の奥に、なにか恐るべき“もの”がひそんでいるのか。

    クーンツの作品はあまり難しい事考えて読むと目が覚めて駄作認定しがちですが、毎回ハッピーエンドで終わる事を受け入れて、水戸黄門でも見ているつもりで読むとあら不思議みんな名作に。この作品はアインシュタインの可愛らしさにやられる為に読む本です。犬好きならば絶対胸キュンです。ロボットインザガーデンでロボット君にキュンキュンした人ならその3倍は胸キュンのはずです。

  • 動物と話したい。
    ペットを飼った人ならば、一度は考えること(私は、飼ったことがないけれど)。

    飼っていた犬に能力が備わったわけではなく、あらかじめ備わった犬に出会ったのだから少し特殊なシチュエーション。
    でも、おかげで男女が結ばれる。
    それだけだったら、つまらない。

    人の欲望が、邪な気持ちが幸せを妬む。
    横取りしたくなる。
    おかげで、話は壮大に。

    すっかり、引き込まれた私。
    そして、後編へ続く。

  • 頭のいい犬のおかげで助かった男女が犬を守るため逃げる。敵のアウトサイダーの悲しみと殺し屋の特異な思考が印象的。

  • ディーン・R. クーンツの小説の中で一番好きなストーリー。読み返すのは2度目、いや3度目かな。下巻も読了。
    しかしこの本、表紙のイメージ画像が登録されてないorz....

  • 自分が読んできた本の中で、最も再読数が多い作品。

  • 遺伝子操作された軍事用生物たちの物語。

    気になったのは、アメリカにも「犬猿の仲」ということわざがあるのだろうか?

  • 犬が人間の言葉を理解するよ。

  • 十年振りの再読。最初から最後まで面白かった、と漠然と覚えていた感覚を頼りにページをめくったが、その記憶になんら脚色がなかったことを確かめることができた。
    一頭のゴールデンレトリーバーと謎の生き物『アウトサイダー』を巡り、裏の世界を知る男達、トラヴィス、ヴィンス、レミュエル達の策略、目的が錯綜していく様は圧巻。

  • 犬マユ石塚先生お勧め本。
    翻訳物は久々だったけど、翻訳が上手いせいかすんなり読めました。
    敵が迫って来る、追い詰められる感が怖い……!馬小屋がいちばんドキドキした。

    ノーラが恐る恐る社会復帰してく辺りが感情移入できてよかった。本当にたくましくなったねえ。
    アインシュタインもかわいいし、幸せになってほしいけど、アウトサイダーの救いの無さを考えると、ちょっともやっとする。
    政府側の主人公である捜査官にもっと絡んで欲しかった。残念。
    いかにも映画になりそうな話だけど、なってないのかな。

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