ウォッチャーズ 上 (文春文庫 ク 5-5)

著者 : ディーン・R.クーンツ 松本剛史

• 文藝春秋 (1993年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ユウシさんの感想 · 2010年5月5日]

森で拾ったその犬には、なにか知性のようなものが
意志に似たものが感じられた。
孤独な中年男のトラヴィスは犬に〈アインシュタイン〉と
名を与え、半信半疑の対話を試みる。
徐々にわかってくる信じがたい事実。
それにしても、犬は何を警戒しているのだろう。
繁みの陰に、暗闇の奥に、なにか恐るべき“もの”が
ひそんでいるのか。


犬好きの人にはたまらない作品です。
昔、ゴールデンレトリーバーを飼っていたというのもあり
しかもあのゴールデンが、人間並みの知性を持っている！？
んですから、読まないわけにはいかない(笑)。

実際、読んでいくうちに飼っていた犬を思い出す場面が
たくさんあります。
特にこの犬種は人懐っこい性格の犬なので、この物語には
もってこいの犬種だと思いました。

ヴィンセントの殺し屋の内容は、ちょっと表現に
えげつないところがあり、好きにはなれませんでしたが
犬と人間が心を通わせれたら、これほど嬉しいことはないです。
このトラヴィスが感じたように、その幸福感をうまく表現して
いるので面白かったです。

[tandoorichickenさんの感想 · 2010年4月5日]

モダンホラーと思ったら、実はいい人（と犬）たちがいっぱい出てくる実に気持ちいい、ええ話です。でも、なんで検索しても下巻が出てこないのでしょうか？

[kokoronotabiさんの感想 · 2010年3月31日]

ディーン.R.クーンツの初めて読んだ小説。犬が好きな私には最初はわくわくする話だったが、途中から米国のエンターテイメントらしい恐怖が加えられ、魅力が半減したように思う。どうしてこうゆうものを持ち込みたがるのか。マイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」がやはりその答えなのだろうか。でも、それを割り引いても十分面白いけど。

[KAZさんの感想 · 2010年3月17日]

こんな犬ほしい、、、この話は好きだな、サッと読めてグッとくる。
内容は、、、

[wahaha888さんの感想 · 2010年2月21日]

犬好きにはたまらない一冊。できることなら主人公のようにゴールデン・レトリーバーと話してみたい。

[masucohさんの感想 · 2009年11月19日]

上下読みました。

頭のいい犬がとってもカワイイ。
反対の「追う物」がかわいそうでやるせない。

ストーリーはとても面白いんだけど、殺し屋が出てくる辺りはサラリ読みした。ここは飛ばしてもいいくらい。

うちのワンコも話せたらなー。

[katanariさんの感想 · 2009年11月12日]

犬好きなら必読の一冊。クーンツの傑作です。ラスト一行まで良い。

[管理人★篠宮さんの感想 · 2009年10月17日]

メル友のHが教えてくれた本。
ワンコスキーおすすめの一冊。

[たぬきぃ。さんの感想 · 2009年7月10日]

内容（「BOOK」データベースより）
森で拾ったその犬には、なにか知性のようなものが、意志に似たものが感じられた。孤独な中年男のトラヴィスは犬に〈アインシュタイン〉と名を与え、半信半疑の対話を試みる。徐々にわかってくる信じがたい事実。それにしても、犬は何を警戒しているのだろう。繁みの陰に、暗闇の奥に、なにか恐るべき“もの”がひそんでいるのか。

とりあえず、動物好き（特に犬好き）ならまず読んで間違い。確実に感動します。

[ほんだなさんの感想 · 2009年6月18日]

ディーン・クーンツの最高傑作
この作家の小説を読むなら、これを勧めたいが・・・
最高傑作すぎるのでとりあえず他のタイトルから読むことを勧めます（＾＿＾；；
無性にゴールデンレトリーバーを飼いたくなる魔性の本です（笑）